成人4割が睡眠6時間未満 仕事、家事が妨げ要因に
2016年11月15日 (火)配信共同通信社
厚生労働省が実施した2015年国民健康・栄養調査で、成人男女に1日の平均睡眠時間を聞いた結果、約4割が「6時間未満」と回答したことが14日、分かった。睡眠確保の妨げの要因は「仕事」や「家事」などが目立ち、厚労省は「ワークライフバランスの充実や男女の家事分担を考える必要があるのではないか」としている。
睡眠時間に関する調査には、20歳以上の男女7千人余りが回答。「6時間未満」は39・5%で、この項目を調査しなかった12、13年を除き過去10年で最多だった。「6時間以上7時間未満」は34・1%で、「7時間以上8時間未満」は18・5%、「8時間以上」は8・0%。
睡眠確保の妨げになっていることを複数回答で聞いた結果、男性は「仕事」が23・0%で最多。女性は「健康状態」(15・3%)がトップで、「仕事」(13・6%)、「家事」(13・4%)も多かった。年代別では20~30代で「就寝前に携帯電話、メール、ゲームに熱中すること」が目立つ。
一方、今回は、成人男女が栄養バランスの取れた食事を摂取しているかも調査。「主食」「主菜」「副菜」を組み合わせた食事をほぼ毎日2回以上食べる人は、男性47・6%、女性52・7%だった。
特に20代男性は39・1%、20代女性も38・4%にとどまっており、厚労省は「若い世代は外食などの利用割合が高く、栄養バランスに課題がある」と指摘した。
2016年11月15日 (火)配信共同通信社
厚生労働省が実施した2015年国民健康・栄養調査で、成人男女に1日の平均睡眠時間を聞いた結果、約4割が「6時間未満」と回答したことが14日、分かった。睡眠確保の妨げの要因は「仕事」や「家事」などが目立ち、厚労省は「ワークライフバランスの充実や男女の家事分担を考える必要があるのではないか」としている。
睡眠時間に関する調査には、20歳以上の男女7千人余りが回答。「6時間未満」は39・5%で、この項目を調査しなかった12、13年を除き過去10年で最多だった。「6時間以上7時間未満」は34・1%で、「7時間以上8時間未満」は18・5%、「8時間以上」は8・0%。
睡眠確保の妨げになっていることを複数回答で聞いた結果、男性は「仕事」が23・0%で最多。女性は「健康状態」(15・3%)がトップで、「仕事」(13・6%)、「家事」(13・4%)も多かった。年代別では20~30代で「就寝前に携帯電話、メール、ゲームに熱中すること」が目立つ。
一方、今回は、成人男女が栄養バランスの取れた食事を摂取しているかも調査。「主食」「主菜」「副菜」を組み合わせた食事をほぼ毎日2回以上食べる人は、男性47・6%、女性52・7%だった。
特に20代男性は39・1%、20代女性も38・4%にとどまっており、厚労省は「若い世代は外食などの利用割合が高く、栄養バランスに課題がある」と指摘した。