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【鳥取】医師不足解消に一役 赤十字病院の頭頸部外科センター

2016年11月29日 16時25分15秒 | 地域
【鳥取】医師不足解消に一役 赤十字病院の頭頸部外科センター
2016年11月28日 (月)配信日本海新聞

 鳥取赤十字病院(鳥取市尚徳町)は、首から上の腫瘍や外傷などの手術を行う頭頸部(けいぶ)外科センターを4月、鳥取県東部で初めて開設した。耳鼻咽喉科の常勤医師3人に加え、新設した頭頸部外科の常勤医師2人を増員。県東部や中部、兵庫県北部の慢性的な医師不足の解消に一役買う。
 頭頸部外科が扱う領域のほとんどは従来の耳鼻咽喉科が担当。診療所やまちの医院の耳鼻咽喉科では耳、鼻、のどの炎症や機能障害を主に取り扱う。大学病院や地域基幹病院では、頭頸部の舌がんを含む口腔(こうくう)がん、咽頭がん、鼻・副鼻腔(びこう)がん、唾液腺がん、甲状腺がんなどの患者が多い。
 これまで県内には、頭頸部外科は米子市の鳥取大医学部付属病院にしかなく、県東部・中部の総合病院の耳鼻咽喉科医は、県立中央病院に常勤医師1人、鳥取市立病院と生協病院は共に非常勤の医師1人、倉吉市の厚生病院は1人と慢性的な医師不足になっていた。
 頭頸部外科の竹内英二部長は「当センターでは口腔、咽頭、喉頭、気管、食道、唾液腺・甲状腺などを専門としているが、耳鼻咽喉科では耳、鼻・副鼻腔、アレルギー、めまい、顔面まひ、いびき、飲み込みの異常なども診療できる」とし、「専門的な知識と技術を持って適切な診療を行い、必要に応じて他の診療科との連携や紹介が的確にできるのが頭頸部外科・耳鼻咽喉科の医師。不便をかけていた患者の役に立ちたい」と話した。
 また、同センター開設を機に睡眠時無呼吸症候群(SAS)の精密検査機器を購入。SASは居眠り運転の原因の一つと考えられており、旅客バスや貨物トラックなどの運転手には義務化されることから、疑いのある人には積極的に検査を受けるよう勧めている。(吉浦雅子)
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ダライ・ラマ、埼玉で講演 心の教育訴える

2016年11月29日 16時20分58秒 | 
ダライ・ラマ、埼玉で講演 心の教育訴える
2016年11月28日 (月)配信共同通信社

 チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が26日、埼玉医大の日高キャンパス(埼玉県日高市)で「医学の進歩と温かいこころ」との題で講演し、学生ら約850人が聞き入った。
 ダライ・ラマは「愛情を求めたり、愛情を育んだりする心が減ってしまうと、民族・宗教の違い、貧富の差、職種の違いを取り上げて問題をつくり出す」と指摘。「最近では教育システムの中に、心の平和を育むための教えが欠けている。物質志向の教えで、心の価値を高めていこうという思いが不足してきた」と訴えた。
 学生らの「就職して多忙になっても温かい心を保てるか心配だ」といった質問にも「自信を持って努力することだ」などと和やかに答え、主催者側が予定時間を過ぎたために講演を終わらせようとしても、ダライ・ラマは「まだ質問者が残っている」と制止させた。
 埼玉医大によると、同大創設者が1960年代、チベット難民の子女を招いて支援したゆかりがあり、訪問は3回目という。
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