奈良県警、法医の告発受理 「勾留中に暴行死」
2016年11月24日 (木)配信共同通信社
奈良県警は24日、逮捕後に桜井署で勾留中だった男性医師=当時(54)=が死亡したのは、取り調べ時の警官による暴行が原因として、岩手医大の出羽厚二(でわ・こうじ)教授(法医学)が提出した特別公務員暴行陵虐致死容疑の告発状を受理した。
県警は「法と証拠に基づき適切に捜査する」としている。
告発状によると、手術ミスの業務上過失致死容疑で逮捕された医師は2010年2月14~24日ごろ、取り調べ中に頭部や胸部、上下肢を殴打され、急性腎不全などの多臓器不全で死亡した。下肢に広範囲の皮下出血があり、暴行による打撲で生じたとしている。容疑者は特定していない。
当時の司法解剖では、医師の死因は急性心筋梗塞と判断された。
出羽教授は遺族の依頼を受け、遺体の鑑定書を調査。今月15日に告発状を提出していた。
2016年11月24日 (木)配信共同通信社
奈良県警は24日、逮捕後に桜井署で勾留中だった男性医師=当時(54)=が死亡したのは、取り調べ時の警官による暴行が原因として、岩手医大の出羽厚二(でわ・こうじ)教授(法医学)が提出した特別公務員暴行陵虐致死容疑の告発状を受理した。
県警は「法と証拠に基づき適切に捜査する」としている。
告発状によると、手術ミスの業務上過失致死容疑で逮捕された医師は2010年2月14~24日ごろ、取り調べ中に頭部や胸部、上下肢を殴打され、急性腎不全などの多臓器不全で死亡した。下肢に広範囲の皮下出血があり、暴行による打撲で生じたとしている。容疑者は特定していない。
当時の司法解剖では、医師の死因は急性心筋梗塞と判断された。
出羽教授は遺族の依頼を受け、遺体の鑑定書を調査。今月15日に告発状を提出していた。