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育児向け休暇の期限延長 みずほ、生後8週を2年に

2016年11月08日 23時38分44秒 | 
育児向け休暇の期限延長 みずほ、生後8週を2年に
2016年11月4日 (金)配信共同通信社

 みずほフィナンシャルグループ(FG)が、男性従業員の育児向け休暇制度を拡充したことが2日、分かった。休暇を取得できる期限を出生後8週から2年に延長した。共働きが増えているのを踏まえ、男女がともに働きやすい職場をつくり、優秀な人材を確保する狙い。みずほは男性の育休の取得率を2018年度に100%にする目標を掲げている。
 みずほFGと傘下のみずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほ情報総研の5社が10月から実施した。これまでは生後8週までに最長5日間を連続で取る必要があり、取得しなければ休暇は消滅した。新制度では、期限の延長に加えて5日間を分割して取れるよう変更した。取得計画を立てる仕組みも作り、本人と上司が予定を共有することで休みやすくした。
 大手銀行の三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行は、有給扱いで育児目的の休暇を取れる期限をそれぞれ生後2年と1年半に設定している。
 政府は、男女や年齢などを問わず誰もが活躍できる社会を目指すとして働き方改革を最重要課題に位置付けている。厚生労働省は男性の育児参加を促すため、法定の育児休業に父親だけに割り当てる枠の創設を検討している。
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小児在宅医療支援へ拠点 県など鳥取大病院に開設

2016年11月08日 23時35分07秒 | 地域
小児在宅医療支援へ拠点 県など鳥取大病院に開設
2016年11月4日 (金)配信山陰中央新報

 鳥取県は、障害や病気のある子どもの在宅医療を支援する「小児在宅支援センター」を鳥取大医学部付属病院(米子市西町)に開設した。県内の医師らがセンターの指導を受け、在宅の子どもを訪ねて人工呼吸器のチェックなど医療的ケアを施しながら、訪問診療の技術を習得する。2日、開所式があり、関係者が小児在宅医療の専門人材育成に意を新たにした。全国的にも珍しい取り組みという。
 県や鳥取大によると、周産期医療の高度化で、体重300~500グラムなどの子どもが救命できるようになった。こうした子どもは障害や病気があることが多く、医療的ケアが必要なケースが増加。中でも、重症心身障害児や難病認定を受けるなどした子どもは現在、県内で延べ約700人に上るという。
 多くが病院や施設でなく、家族のいる自宅で暮らす一方、在宅医療を支えられる専門職が少なく、家族への負担が大きかった。
 センター開設は日本財団(東京都港区、笹川陽平会長)との共同プロジェクトの一環。鳥取大病院脳神経小児科の前垣義弘教授をセンター長に、在宅ケアの技術のある医師、看護師らスタッフ計4人で構成する。
 2016年度中にカリキュラムなどを整え、17年4月に研修を開講する。研修は県内の医師や看護師、介護士らが対象で、半年間。開講後5年間で、18人の専門人材育成を目指す。育った人材が中心となり、県内他地域への支援拠点形成も視野に入れる。
 開所式で笹川会長は「鳥取県で積極的にチャレンジしていることを日本財団が日本中に広げて紹介する」と激励。平井伸治知事は「日本中の人にこうした実践を広げていければと思う」と喜んだ。
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産業医大病院が再発防止策 入館簿、監視カメラ設置

2016年11月08日 23時31分59秒 | 
産業医大病院が再発防止策 入館簿、監視カメラ設置
2016年11月4日 (金)配信共同通信社

 点滴袋の不審な穴や、薬品保管庫の鍵束紛失が判明した北九州市の産業医大病院が、再発防止策をまとめた報告書を市に提出した。夜間に見舞いに訪れた人を対象とした入館簿を新たに置き、病棟に監視カメラを設置する。2日、取材に明らかにした。
 病院によると、夜間見舞いができる午後5時~8時に訪れた人に対し、入館簿への氏名や目的、行き先の記入と、入館証の携行を求める。問題のあった病棟には監視カメラを設置する。こうした改善点を盛り込んだ報告書を市に1日提出した。入館簿は10月28日から置いている。
 市は4日、報告書を基に改善状況や再発防止の取り組みを確かめるため、病院を調査する。
 病院では10月20日、点滴袋3個に針で刺したような穴が開けられ、薬品保管庫などの鍵束と鎮痛剤2本が紛失していることが分かった。福岡県警が窃盗、器物損壊事件として捜査している。
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歯周病原因菌、食道がんと関連 熊本大 馬場教授ら発表

2016年11月08日 23時30分08秒 | 医療情報
歯周病原因菌、食道がんと関連 熊本大 馬場教授ら発表
2016年11月4日 (金)配信熊本日日新聞

 歯周病の原因菌の一つ「フソバクテリウム」と食道がんに関連があることが分かったと、熊本大大学院生命科学研究部の馬場秀夫教授(消化器外科)らが発表した。馬場教授は「フソバクテリウムを詳しく研究すると、がん治療薬の開発につながるのではないか」と話している。
 馬場教授によると、フソバクテリウムは人間の口腔[こうくう]内に常在する細菌の一種。最近の研究で、大腸がんから高頻度で検出されることが分かったため、大腸より口腔に近い食道がんとの関連を調べた。
 熊大で手術した325人の食道がん患者から切除したがん組織を調べたところ、23%にあたる74人からフソバクテリウムを検出。がん周囲の正常な組織では、ほとんど検出されなかった。
 食道がんの影響に着目した5年後の患者の生存率は、フソバクテリウム未検出の患者は75%だったが、検出された患者では59%と低かった。
 また、フソバクテリウムを検出したがんを調べたところ、炎症を引き起こすタンパク質の一種「ケモカイン」に関連する遺伝子が働いていることが判明。馬場教授は、フソバクテリウムがケモカインを介して食道がんの進行に関与したとみている。
 馬場教授は「フソバクテリウムと食道がんの因果関係を完全に確かめたわけではないが、関連が分かった。今後の研究に期待したい」と話している。
 研究成果は米科学誌に掲載された。(鹿本成人)
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骨に必要な栄養素  婆はシシャモと鶏肉を明日買おう

2016年11月08日 23時24分12秒 | 私自身や健康
骨に必要な栄養素

 骨に必要な栄養素としてはカルシウムがよく知られていますが、ほかにもビタミンDやビタミンK、たんぱく質も欠かせません。骨を強くするためには、これらの栄養素を多く含む食材と必要量を知って、しっかりとることが大切です。
 カルシウムを多く含む食品には、「乳製品、大豆製品、緑黄色野菜、海藻、魚、ごま」などがあります。骨粗しょう症の人の推奨摂取量は、1日700~800㎎(牛乳600~700mL相当)です。骨粗しょう症ではない人の推奨量は662㎎です。ビタミンDは「魚、きのこ、卵」などに多く含まれています。カルシウムが腸で吸収されるのを助ける働きがあるので、カルシウムの多い食品と一緒にとると効果的です。ビタミンDは日光に当たると皮膚でもつくられます。1日に15分程度、手足や顔などに日光が当たるようにしましょう。ビタミンDをすべて食事からとる場合の骨粗しょう症の人の推奨量は1日15~20μg(さけ60g相当)です。ビタミンKは骨をつくる働きを促し、「納豆、油揚げ、緑黄色野菜」などに多く含まれます。骨粗しょう症の人の推奨量は1日250~300μg(納豆1パック相当)です。たんぱく質はコラーゲンの材料になるもので、「肉、魚、乳製品、大豆製品」などに多く含まれます。18歳以上の女性の場合は1日50g(鶏肉250g相当)必要です。
食事の改善
 カルシウムやビタミンD、ビタミンKを効率よくとるには、「魚の水煮缶、しらす干し、乳製品、ごま、きのこ、大豆製品、緑黄色野菜」といった、一手間かけるだけで使える食材を積極的に料理に取り入れましょう。「めざし、ししゃも、しらす干し、桜えび」などのように骨や殻ごと食べられる魚介類は、カルシウムとビタミンDをたっぷりとることができます。「生のきのこ」は、20~30分程度日光に当てておくと、ビタミンDの含有量が増え、うまみもアップします。
 カルシウムやビタミンDが多く含まれるさば缶は、長期間の保存も可能で使いやすい食材です。まいたけ、ブロッコリー、トマトの水煮缶と煮込んで、チーズをのせて焼く「トマトグラタン」や、おから、みじん切りにしたしそ、しいたけ、にんじんを混ぜて丸めて焼く「つみれ焼き」などが簡単でお勧めです。
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電通に厚労省が強制捜査…違法な長時間労働疑い

2016年11月08日 22時59分48秒 | 行政
電通に厚労省が強制捜査…違法な長時間労働疑い
2016年11月7日 (月)配信読売新聞

 厚生労働省は7日、複数の社員に違法な長時間労働をさせた疑いがあるとして、大手広告会社の電通本社(東京)と3支社に対し、労働基準法違反容疑で捜索令状を取り、強制捜査を始めた。
 労使協定で定めた上限を超える時間外労働が会社全体で常態化していたとみて、労基法違反容疑で立件する方針を固めた。
 今回の捜査の対象には、昨年12月に過労自殺した新入社員の高橋まつりさん(当時24歳)に対する長時間労働の疑いも含まれている。
 厚労省によると、捜索は電通本社と関西(大阪市)、中部(名古屋市)、京都(京都市)の3支社に対し、計約90人態勢で実施。東京都港区の本社では午前9時半頃、東京労働局の「過重労働撲滅特別対策班(通称・かとく)」の労働基準監督官を含む約30人が強制捜査に入り、人事関連の部署などを中心に資料の押収などを行った。
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「消えた待機者」も対応を 特養入所待ちが大幅減

2016年11月08日 22時55分54秒 | 行政
「消えた待機者」も対応を 特養入所待ちが大幅減
2016年11月7日 (月)配信共同通信社

 【解説】特別養護老人ホーム(特養)の入所を待つ待機者が数字の上では4割も減った。しかし、比較的介護の必要度が低い要介護1、2の人が原則入所できなくなっただけで、手放しで喜べる状況とはとても言えない。政府は、在宅介護がしやすい環境づくりなど、「消えた待機者」への対応も充実させるべきだ。
 要介護度が低くても高齢者や家族が抱える介護事情はさまざまだ。独居や老老介護、家族が働きながら介護に追われたり、認知症による徘徊(はいかい)で目が離せなかったりするケースもある。厚生労働省は要介護1、2でも特例での入所を認めているが、待機者が多い中で簡単に希望はかなわない。
 しかも、高齢化で介護費用は右肩上がりで、建設や運営に費用がかさむ特養の整備には限界がある。政府は介護費削減のため、在宅中心の介護への転換を進めるが、軽度者については調理や掃除などの「生活援助」などの縮小も検討している。生活に最低限必要なサービスまで過度に削っては、家族の介護離職や無届けの悪質な介護施設などへの入居が加速する恐れがある。
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【筑波大】眠り制御の2遺伝子発見…睡眠障害の治療へ期待

2016年11月08日 22時51分36秒 | 医療情報
【筑波大】眠り制御の2遺伝子発見…睡眠障害の治療へ期待
臨床 2016年11月7日 (月)配信読売新聞

 睡眠の長さや質をコントロールする二つの遺伝子を発見したと、筑波大や理化学研究所、米テキサス大などの国際研究グループが発表した。睡眠の仕組みの解明に迫る成果といい、論文が英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。
 睡眠や覚醒には、筑波大の柳沢正史教授が発見したオレキシンという物質が深く関わる。ただ、眠気が生じたり、一日の睡眠時間を決めたりする仕組みはほとんど分かっていない。柳沢教授らは、化学物質によって人工的に変異を起こしたマウス8000匹を作製。眠気が強まり睡眠時間が長くなるタイプのマウスと、人が夢を見る状態の「レム睡眠」が少なく睡眠の質が悪いタイプを選び出した。
 選び出したマウスの子孫の遺伝子を詳しく調べたところ、それぞれのタイプで、特定の遺伝子に変異があることを見つけた。睡眠が正常であるマウスの遺伝子を変異した遺伝子に置き換えたところ、睡眠のパターンが異常なマウスと同じタイプに変化した。柳沢教授は「発見した遺伝子変異を手がかりに、睡眠の全容解明が進む可能性がある。将来は睡眠障害の治療などに役立つと考えている」と話す。
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音声判断、脳活動に違い 積山・熊大教授ら解析

2016年11月08日 11時35分20秒 | 医療情報
音声判断、脳活動に違い 積山・熊大教授ら解析
2016年11月7日 (月)配信熊本日日新聞

 人の話を聴くとき、日本人は耳からの聴覚情報を重視し、欧米人は口の動きなどの視覚情報も活用する―。こんな結果が、熊本大文学部の積山薫教授(認知心理学)らによる脳活動の研究で明らかになった。
 例えば、「ガ」という口の動きの映像に、「バ」と発音する音声を流す。何と聞こえたかを問うと、英語を母語とする人は視覚に引きずられ、両者の中間的な音「ダ」と答えることが多いという。この現象は1970年代に英国で研究され、研究者の名前にちなみ「マガーク効果」と呼ばれる。ところが、日本語を母語とする人は「バ」と答えることが多いという。
 積山教授らは、英語を母語とする留学生と日本人各約20人を対象に、脳の活動をMRIで計測した。解析した結果、英語母語者は聴覚と視覚をそれぞれつかさどる部分が情報処理の早い段階で直接結合していた。日本人の場合は上側頭溝[じょうそくとうこう]と呼ばれる部分を経由し、聴覚と視覚の情報が交わることが分かった。英語母語者がより視覚の影響を受けやすい、と裏付けられたという。
 積山教授が久永聡子研究員らと行った別の研究では、目の前の相手の話を聞く際、英語母語者の視線は口元に集中し、その動きで音声を判断していることが分かった。日本人の場合は視線が目や鼻などに分散しており、聴覚情報だけの方が音声判断が速いという。
 積山教授は「日本語は音韻の数が少なく聞き取りやすい。英語はRとL、BとV、SとTHなど日本語にない区別があり、相手の舌や口の動きを見ることで、聴覚情報を補っているのではないか」と分析している。
 両論文とも英の電子科学誌に掲載された。
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