日々

穏やかな日々を

(声)ドローンで処方薬を運びたい

2016年11月20日 15時59分54秒 | 
(声)ドローンで処方薬を運びたい
2016年11月18日 (金)配信朝日新聞

 医師 澤野豊明(福島県 26)
 私は福島県南相馬市で働く外科医だ。先日、浪江町の応急仮設診療所に赴いた。浪江町は全住民が町外に避難しており、避難指示解除に向けた準備宿泊で戻ってきた人たちを診察したのだ。
 5年半ぶりに戻ってきた80代の男性は「年寄りに一番必要なのは医療だ」と話した。町内の自宅に戻っても最寄りの病院は10キロも離れており、処方箋(せん)を受け取っても20キロ離れた薬局に行かなければならないという。
 病院は、遠くても我々が在宅医療を行うことで対応可能だ。問題は薬。私はドローン活用に注目している。
 県による福島浜通りロボット実証区域にある南相馬市は、宅配ドローンの実証実験の検討を始めたという。ドローンで処方薬など医療物品を運搬できれば、薬局が遠くて行けないという問題を解決できるだろう。しかし、現行法では、処方薬は薬剤師が患者に対面で販売しなければならない。
 何とかならないものだろうか。ドローン開発者は「技術的には今すぐにでも可能だ」と話す。福島の復興は時間との勝負だ。未来の遠隔診療や在宅医療のヒントにもなると思うのだが。
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増える虐待、対応「もう限界」 児相職員、すり減る心身

2016年11月20日 15時54分05秒 | 医療情報
増える虐待、対応「もう限界」 児相職員、すり減る心身
2016年11月20日03時12分
子どもを乗せるため、チャイルドシートを車に積み込むワーカー

■小さないのち 児相の現場で
「いやや」母は刃を腹に 赤ちゃん「職権保護」の瞬間
「いまから来い」子と引き離された母、電話越しの怒声
特集「小さないのち」
 バジルのパスタを食べようとしたときだった。
 午後9時半すぎ、西日本にある児童相談所(児相)でいつものように残業をして帰宅した女性ワーカー(児童福祉司)の携帯電話が鳴った。遅い夕食とはいえ、夫と向かい合い、ほっとした時間を過ごそうとしていた。
 児相からの着信に胸騒ぎがした。この日の夜は、緊急事態が発生すれば、対応しなければならない当番にあたっていた。
 病院から、虐待が疑われるとの通報があったという。小学生が脳振盪(しんとう)を起こして運ばれたので、病院に行って確かめてほしいとの依頼だった。
 女性ワーカーはすぐに自宅を飛び出した。車を運転して約1時間。ほかのワーカーと病院で落ち合い、父親から何があったのかを聞いた。「質問しても息子が何も答えなかった。小突いた後に押し倒し、足で踏んづけた」と女性ワーカーに話したという。子どもは吐き気を訴え、そのまま入院した。
 帰宅したのは午前0時すぎ。夫はすでに寝ていた。ひとりで冷めたパスタを食べ、床に就いた。翌朝は午前8時半に出勤。その後、入院した子どもの一時保護に向かった。
 虐待の対応チームに入って4年目の30代。大学を卒業後、別の仕事をしていたが、子どもが虐待で亡くなるニュースを見て、「自分が救う側に回りたい」と、この世界に飛び込んだ。
 だが、日々何が起こるかわから…
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「いまから来い」子と引き離された母、電話越しの怒声

2016年11月20日 15時50分56秒 | 行政
「いまから来い」子と引き離された母、電話越しの怒声
2016年11月19日05時05分

資料をめくりながら保護者と話をするワーカー。電話はひっきりなしにかかってくる

■小さないのち 児相の現場で
「いやや」母は刃を腹に 赤ちゃん「職権保護」の瞬間
特集「小さないのち」
 「いまから来い! なぜ来ていないの?」。受話器から女性の大声が響く。
 午後3時前、西日本にある児童相談所(児相)。女性ワーカー(児童福祉司)が担当する20代の母親からだった。身体的虐待が疑われたため半年ほど前に幼児を保護し、その後、乳児院に預けている。
 親元に戻すことを目指し、乳児院と協力して週1回、1時間の親子面会を続ける。この日はその面会日だったが、女性ワーカーが立ち合わなかったことに母親が腹を立てたのだ。
 「お母さん、すみません。今週は私は行かない週だとお伝えしたと思うのですが」。そう説明しても納得してもらえない。「私を大事に思ってくれていない!」。女性ワーカーは20分ほど耳を傾け、「来週お会いできますからね」と電話を切った。
 この女性ワーカーは30代で虐待の対応チームは4年目。1人で約70件の事案を担当する。家庭訪問や一時保護した子どもとの面談など、仕事は山積みだ。
 午後4時50分、電話が鳴った…
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犯罪予告、県に報告を 神奈川、施設管理者へ通知

2016年11月20日 12時46分17秒 | 行政
犯罪予告、県に報告を 神奈川、施設管理者へ通知
2016年11月18日 (金)配信共同通信社

 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が刺殺され、27人が負傷した事件を受け、神奈川県は17日、福祉施設などを運営する指定管理者に対し、犯罪予告や不審者に関する情報を県に報告するよう通知したことを明らかにした。通知は9日付。事件の検証委員会による会合で公表した。
 対象となるのは59団体が管理する県内の291施設。これまでは事件が起きた後に報告を求めていた。県も犯罪の兆候をあらかじめ把握することで犯罪抑止につなげる狙いがある。
 通知では、犯罪予告のほか、脅迫や不当な要求、不審物に関する情報があった場合には県に報告するよう求めている。
 相模原市の事件では逮捕された元施設職員植松聖(うえまつ・さとし)容疑者(26)が衆院議長公邸に持参した襲撃予告の手紙について、指定管理者が県に報告しなかったことが課題とされている。
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タミフル、0歳児にも24日から保険適用へ

2016年11月20日 12時44分55秒 | 行政
タミフル、0歳児にも24日から保険適用へ
2016年11月18日 (金)配信読売新聞

 インフルエンザ治療薬のタミフルが月内にも1歳未満の乳児に保険で使えるようになる。厚生労働省の検討会議で了承され、24日から保険適用となる見通しだ。
 1歳未満は、安全性と有効性が確立していないとして対象外となっていた。
 子どもがインフルエンザにかかると、脳症などの重い合併症を起こす恐れがある。また、欧米では1歳未満の乳児へのタミフルの使用が認められていることから日本感染症学会など関連3学会が対象の拡大を要望していた。
 10~19歳の子どもへの使用は、薬の添付文書で、服用後に飛び降りなどの異常行動が報告されているとして警告されており、原則、使用が見合わされている。
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