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介護施設、16時間夜勤60% 組合調査「回数規制を」

2017年03月26日 21時38分52秒 | 行政
介護施設、16時間夜勤60% 組合調査「回数規制を」
2017年3月24日 (金)配信共同通信社

 全国の介護施設の60%が、夜勤で16時間以上勤務する2交代制シフトを導入していることが、日本医療労働組合連合会の調査で分かった。同連合会は「2交代夜勤は2日分の労働を連続で行うものだ」として月ごとの夜勤回数の上限規制を設けるよう求めている。
 調査は143施設に昨年の実績を尋ねた。
 介護施設の夜勤は、1日8時間以内のシフトによる3交代と、1日16時間前後働く2交代の二つに大きく分けられる。2交代の場合、例えば午後4時ごろから翌朝の午前9時ごろまで交代なしで働くことになる。
 看護職の場合は、国の指針で、夜勤は月8回以内(2交代だと月4回以内に相当)を目安としているが、介護職には1カ月の夜勤の回数に指針はない。
 2交代シフトを導入する施設の職員のうち、夜勤が月平均4・5回以上の人は特別養護老人ホームで40%、老人保健施設で42%、グループホーム(GH)では53%に上った。老健施設やGHでは月10回以上との回答もあった。
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がん患者、屋内禁煙訴え 厚労相に要望書

2017年03月26日 19時12分35秒 | タバコ
がん患者、屋内禁煙訴え 厚労相に要望書
2017年3月24日 (金)配信共同通信社

 全国がん患者団体連合会は23日、厚生労働省が進める受動喫煙防止の強化策を巡り、肺がんなどのがん患者を減らすため、飲食店などの建物内を全面禁煙とするよう求める要望書を塩崎恭久厚労相に提出した。
 天野慎介(あまの・しんすけ)理事長は「実効性のあるがん対策を進めるために受動喫煙対策は欠かせない。同じ苦しみを持つ患者や家族を増やしてほしくない」と話した。
 要望書では、がん対策基本法ががん予防のために必要な対策を取るよう定めているにもかかわらず、受動喫煙の機会が増加傾向にあると指摘。飲食店などを建物内禁煙とするよう求めた。
 がん患者だった松本陽子(まつもと・ようこ)副理事長は「飲食店の禁煙エリアでもたばこの煙が漂ってくる。これで再発するかもという苦しみは耐え難い」と訴えた。
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偽造肝炎薬「男女10人から購入」 卸売業者が証言

2017年03月26日 16時32分29秒 | 行政
偽造肝炎薬「男女10人から購入」 卸売業者が証言
その他 2017年3月24日 (金)配信朝日新聞

 高額なC型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造品が流通していた問題で、最初に仕入れた東京都内の卸売業者の社長(78)が23日、朝日新聞などの取材に応じ、「昨年5月から20本強を約10人の中高年の男女から買い取った」と述べた。男女は医薬品の販売許可を持たないとみられ、警視庁が捜査している。
 この業者はエール薬品(東京都千代田区)。厚生労働省などの調査では、同社は昨年11月以降、相手の販売許可の有無や身元を確認せずに、外箱などがない偽造品15本を買い取り、転売した。法律で義務づけられた購入記録には偽名を記載していた。社長は「外箱があるものも含め昨年5月から取引があった。20本強を扱った」と証言。仕入れ先は毎回ほぼ違う男で、身元を明かさなかったという。
 仕入れ値は薬価(1本あたり約153万円)の約3割引きで、その額の1割増で転売。昨年暮れから取引が集中し、提示される額が下がって
いったという。一方、仕入れ先の身分を確認せずに購入した理由について、「ホームページに『秘密厳守』をうたっていたので、相手にも事情があると思い、名前を聞かなかった」と釈明した。(黒田壮吉)
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(患者を生きる:3268)依存症 たばこ:5 情報編 禁煙しやすい環境、カギ

2017年03月26日 16時27分31秒 | タバコ
(患者を生きる:3268)依存症 たばこ:5 情報編 禁煙しやすい環境、カギ
その他 2017年3月24日 (金)配信朝日新聞

 喫煙するうちにやめられなくなるのは、たばこに含まれるニコチンという依存物質のせいだ。血液に溶けたニコチンが脳にある受容体(レセプター)にくっつくと、ドーパミンというホルモンが放出され、気分が良くなる。そのうち、ニコチンが常に体内に一定濃度ないとイライラしてくる。
 「依存度をみるために、患者に起床後何分で喫煙するかを尋ねます。起きてすぐ吸う場合はそれだけ依存が進んでいる証拠」と話すのは、20年以上禁煙治療に携わってきた津谷隆史(つやたかふみ)・津谷内科呼吸器科クリニック院長(広島市)。
 喫煙は、がん以外にも、肺気腫やCOPDなど呼吸器の病気、動脈硬化など循環器の病気などのリスクを高め、煙にさらされる周りの人の健康にも影響する。
 放射線影響研究所(広島市)などによる日本人約7万人の調査では、喫煙者の平均寿命は8~10年短かった。一方、35歳以前に禁煙すると、喫煙を続けた場合の病気のリスクをほとんど避けられるという。45歳以前の禁煙でも多くのリスクを回避できるという。
 連載で紹介した高江洲孝代さんと平仲佳子さんは飲み薬のチャンピックス(一般名バレニクリン)を服用しながら禁煙に挑んだ。高江洲さんと平仲さんの主治医の山代寛・沖縄大教授は「薬の登場で以前より禁断症状に苦しまずに禁煙できるようになった」と話す。
 主な薬はガム、貼り薬、飲み薬の3種類=図。ガムと貼り薬にはニコチンが含まれ、たばこの代わりに体内にニコチンを一定期間取り入れて離脱症状を和らげる。薬局で買えるが、高用量の貼り薬は医師の処方が必要だ。貼り薬はかゆみを感じる人もいる。飲み薬のバレニクリンはニコチンの代わりに脳の受容体にくっつく成分を含み、吸いたい欲求やおいしいという気持ちが減るのをねらう。服用後に胃の不快感や眠気を感じる人もいる。医師の処方が必要だ。
 ただ、治療開始1年後の禁煙継続率は、飲み薬も貼り薬もほぼ同じという報告もある。どんな環境で生活するかが禁煙継続のカギとなるようだ。山代さんは「治療だけでなく法律で禁煙しやすい環境を整備することが、たばこで苦しむ人を減らすことにつながる」と話す。(錦光山雅子)
 ■ご意見・体験は、氏名と連絡先を明記のうえ、iryo-k@asahi.comへお寄せください。
     *
 「患者を生きる」は、有料の医療サイト・アピタル(http://www.asahi.com/apital/)で、まとめて読めます。
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(ひと)林和彦さん 教員免許を取得してがん教育に取り組む医師

2017年03月26日 14時34分38秒 | 
(ひと)林和彦さん 教員免許を取得してがん教育に取り組む医師
2017年3月24日 (金)配信朝日新聞

 抗がん剤治療の影響で髪の毛が抜けた祖母に、幼稚園児の孫娘が向けた一言がきっかけになった。
 「おばあちゃん、気持ち悪い」
 最初は憤ったが、病気のことを知らないからだと、すぐに気づいた。知識が大切だと痛感した。
 中学の時に父をがんで亡くし、医師を志した。医学部卒業後、東京女子医大で食道がんの外科医や緩和ケア医として30年間に約3千人の患者を診た。3年前に学内のがんセンター長に就いてから、小中高校を訪ねて、がん教育に取り組むようになった。
 大学教授だが、人に教えることを学んだことはなかった。通信課程の大学に編入、教育学部で授業の進め方や教材の作り方を学んだ。病棟を早朝に回診した後、日中は都内の女子高で教育実習も受けた。1月に中学・高校の保健教員免許を取得。学校の教師たちが「仲間意識を持って受け入れてくれるようになった」と喜ぶ。
 子どもたちにがんを正しく知ってもらえば、社会で長く生かしてもらえる。小学生にも読みやすいようにと2月、新著「『がん』になるってどんなこと?」(セブン&アイ出版)を出した。
 楽しみは、授業の後に子どもたちに記入してもらうアンケートを読むこと。「1時間の授業でも、すごく変わる。家族の健康を気遣うようになる姿を目の当たりにできるのがうれしい」
 (文・写真 川村剛志)
    *
 はやしかずひこ(56歳)
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邑智病院泌尿器科常勤医着任へ 研究と両立可能に

2017年03月26日 11時27分46秒 | 地域
邑智病院泌尿器科常勤医着任へ 研究と両立可能に
2017年3月24日 (金)配信山陰中央新報

 公立邑智病院(島根県邑南町中野)は22日、泌尿器科に6年ぶりとなる常勤医師が4月1日付で着任すると発表した。島根大医学部(出雲市)が派遣し、同病院で週3日の外来診療を担い、週2日は同大で研究する。それぞれと雇用契約を結び、給与が支払われる国の制度を活用した派遣で、地域医療と研究の両立が可能になるという。
 同病院によると、勤務を始めるのは同大医学部付属病院泌尿器科の安食春輝医師(34)。県内出身で、2009年に同大医学部医学科を卒業した。
 邑智病院は1998年に泌尿器科を開設し、透析診療業務も行っていたが、2011年3月に常勤医師が退職した。以降は、同大から週1回の非常勤医師派遣を受け、外来診療を継続。透析管理は、院内医師と非常勤医師が対応していた。
 安食医師は毎週月、火、金曜の午前中に外来診療に入り、透析管理も担当する。手術は可能な限り対応するという。
 同大は今回、二つ以上の機関と雇用契約を結ぶことで、組織の垣根を越えて活躍できる環境整備を目指す国のクロスアポイントメント制度(混合給与)を活用。給与は邑智病院が6割、同大が4割を負担する。同大での同制度利用は2例目という。
 邑智病院には今年2月、総合診療科に常勤医師が着任しており、安食医師が加わることで常勤医師は10人になる。
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「なでしこ銘柄」に47社 16年度、女性活躍へ選定

2017年03月26日 11時23分16秒 | 行政
「なでしこ銘柄」に47社 16年度、女性活躍へ選定
2017年3月24日 (金)配信共同通信社

 経済産業省は23日、東京証券取引所と共同で、女性が活躍できる職場環境を積極的に整備している上場企業47社を2016年度の「なでしこ銘柄」に選んだ。対象は「働き方改革宣言」を掲げる日立ハイテクノロジーズや、20年に女性管理職の比率を20%にする計画をまとめたヒューリックなど。対応に優れた企業名の公表を通じ、他の企業にも改革を促す狙いだ。
 経産省は一方、高齢者や外国人など多様な人材の活用、働き方の見直しで業績を上げた31社を「新・ダイバーシティー経営企業100選」に選出した。富士ゼロックスや安川電機などの有力企業が含まれるが、従業員300人以下の中小企業が過半の18社を占め、多様性を重視する経営の裾野が広がってきたとみている。
 なでしこ銘柄の選定は今回が5回目で、東証1部と2部、マザーズ、ジャスダックの全上場企業約3500社から絞り込んでいる。役員や管理職に占める女性の割合のほか、女性のキャリア形成、仕事と家庭の両立支援に関する全社的な取り組みを経営方針に採用しているかなどを選考基準にしている。
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がん6割、遺伝子複製ミス 肺、胃は予防が有効

2017年03月26日 11時12分05秒 | 医療情報
がん6割、遺伝子複製ミス 肺、胃は予防が有効
2017年3月24日 (金)配信共同通信社

 【ワシントン共同】肺がんや胃がんは、たばこや食事などの環境要因で起きやすく予防が有効だが、脳腫瘍や乳がん、前立腺がんなど多くのがんは、細胞分裂の際に誰にでも起きる遺伝子の複製ミスが主な原因だとする研究結果を米ジョンズ・ホプキンズ大のチームが24日付の米科学誌サイエンスに発表した。がん全体で見ると6割が複製ミスによるものだという。
 チームは「複製ミスは、タイプミスと同じで一定の割合で必ず起きる。がんとの戦いに勝つには、予防だけでなく、早期発見が重要だ」と訴えている。
 がんの原因には大きく分けて、大気汚染、喫煙、食事といった環境要因、親から受け継いだ遺伝要因、自然に起き、防ぐことの難しい遺伝子の複製ミスの三つに分けられる。チームは国際がん研究機関に登録された世界69カ国のがん患者のデータベースや英国のデータなどを使って、32種のがんについて三つの原因の寄与度がどの程度になるか調べた。
 この結果、全体ではがんを引き起こす遺伝子変異の66%は複製ミスが原因なのに対し、環境要因は29%、遺伝要因は5%であることが分かった。複数の変異がなければがんを発症しないことを考慮すると、環境を改善することでがんの42%は防げると見積もった。
 種類別では、肺がん、胃がんは環境要因の寄与する度合いがそれぞれ66%、55%と高かった。一方で前立腺がんや乳がんは環境要因の割合が低かったのに対し、複製ミスが96%、83%と高くなった。
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