小6学校プールで頸髄損傷 水中に飛び込み、鳥取
2017年3月2日 (木)配信共同通信社
鳥取県湯梨浜町の町立小学校で昨年7月、6年の女子児童(12)が放課後の水泳の課外授業で、男性教諭の指導下でプールに飛び込み頸髄(けいずい)を損傷、6日間入院するけがを負っていたことが2日、分かった。女児は現在も手などにしびれが残り、リハビリを続けている。町教育委員会は2日に調査委員会を初めて開く。
学校によると、昨年7月15日午後5時20分ごろ、女児は高さ約36センチの飛び込み台から、水中にいる別の児童が持ったフラフープめがけて飛び込み、頭を強打した。水深は90センチ前後だった。女児は自力で上がれず、男性教諭に引き上げられた。
女児の保護者は、事故直後に学校が救急車を呼ばなかったことや、調査委設立の遅れなどに不信感を募らせている。
校長は取材に、指導が一部不適切だったと認め「対応が後手に回った部分もある。保護者とは誠意を持って話し合う」と回答。町教委は調査委設置が遅れた理由について「順調に回復していると報告を受けていたため」としている。
2017年3月2日 (木)配信共同通信社
鳥取県湯梨浜町の町立小学校で昨年7月、6年の女子児童(12)が放課後の水泳の課外授業で、男性教諭の指導下でプールに飛び込み頸髄(けいずい)を損傷、6日間入院するけがを負っていたことが2日、分かった。女児は現在も手などにしびれが残り、リハビリを続けている。町教育委員会は2日に調査委員会を初めて開く。
学校によると、昨年7月15日午後5時20分ごろ、女児は高さ約36センチの飛び込み台から、水中にいる別の児童が持ったフラフープめがけて飛び込み、頭を強打した。水深は90センチ前後だった。女児は自力で上がれず、男性教諭に引き上げられた。
女児の保護者は、事故直後に学校が救急車を呼ばなかったことや、調査委設立の遅れなどに不信感を募らせている。
校長は取材に、指導が一部不適切だったと認め「対応が後手に回った部分もある。保護者とは誠意を持って話し合う」と回答。町教委は調査委設置が遅れた理由について「順調に回復していると報告を受けていたため」としている。