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穏やかな日々を

花粉症対策:鼻のポイント

2017年03月22日 06時55分25秒 | 
花粉症対策:鼻のポイント
鼻づまりを放っておくと「鼻性注意不能症」に!

花粉症の症状はシーズンが終わると引いていく。しかし、鼻づまりの場合は、対策をとらないでいると、頭がぼーっとしたり、集中力が低下する「鼻性注意不能症」になるともある。しっかり症状を抑えておくことが必要なのだ。対策を怠らず、快適な春を迎えたいもの。
冬~春先に耳鼻咽喉科で診断を
花粉症と症状の似ているものの代表例として、蓄膿症があるが、蓄膿症は細菌感染による炎症であり、アレルギー性の鼻炎症状とは異なる。適切な対策のためには、何が原因で鼻の諸症状が起きているのか、耳鼻咽喉科で検査をするとよいだろう。
●鼻鏡検査
特殊な器具によって鼻の穴を開き、直接鼻の粘膜の状態を目で確かめる。正常な鼻の粘膜は薄いピンク色だが、アレルギー症状があると、うっ血や充血により赤くなる。
●鼻汁細胞検査
鼻水を採取し、顕微鏡で好酸球の有無を調べる。好酸球はアレルギー反応が起きたときに血管からしみ出す白血球の一種。鼻汁の中に見られれば、アレルギー反応あり。
●血液検査
血液のIgE抗体の濃度を調べる。アレルゲンが侵入すると血液中にIgEという抗体が増える。花粉シーズン以外で濃度が高ければ、花粉以外のアレルギーであることも。
●X線検査
アレルギー以外の要因を調べる検査。鼻の奥の状態がX線によって、しっかり写し出されるため、鼻の奥の炎症なども調べられる。
蒸気を吸い込むと楽になる「温熱療法」
自宅で簡単にできる対策法として「温熱療法」というのもある。温熱療法は体温より少し高い42~43度の水蒸気を1回に10分ほど、1日数回吸い込む方法だ。最近では、家庭用の小型の蒸気吸入器も発売されているので、症状がひどい場合には利用してみてはどうだろう。ただし、あくまでも治療のメインとなる方法ではないので、補助的な利用を。
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【島根】松江にがんセンター完成

2017年03月22日 06時51分10秒 | 地域
【島根】松江にがんセンター完成
2017年3月21日 (火)配信読売新聞

 松江市乃白町の市立病院敷地内に、主に外来のがん患者の治療を担う「がんセンター」が完成し、21日に診療が始まる。
 2015年に着工し、事業費約39億円、1年半かけて整備した。地上3階建て、約5026平方メートル。スタッフ約100人が勤務する。
 1階の放射線治療室には、患者への負担が少ない放射線治療装置「サイバーナイフ」「トゥルービーム」を山陰地方で初めて導入した。
 2階には、皮膚への副作用に対応するスキンケアなど4種類の専門外来室のほか、在宅療養の相談に応じる「緩和ケアセンター」や患者向けのフィットネスルームなどを設置。3階の講堂は災害時に避難所として開放する。屋上にはヘリポートを設けた。
 完成式で松浦正敬市長は「地域の開業医らと連携し、市民に信頼される施設になることを期待している」とあいさつした。紀川純三院長は、高齢化の進む市内で、自律機能の低下した高齢者にも高レベルのがん治療を提供できる施設だと強調。「放射線治療の専門スタッフが充実している。地域のがん治療の核になりたい」と述べた。
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