花粉症対策:鼻のポイント
鼻づまりを放っておくと「鼻性注意不能症」に!
花粉症の症状はシーズンが終わると引いていく。しかし、鼻づまりの場合は、対策をとらないでいると、頭がぼーっとしたり、集中力が低下する「鼻性注意不能症」になるともある。しっかり症状を抑えておくことが必要なのだ。対策を怠らず、快適な春を迎えたいもの。
冬~春先に耳鼻咽喉科で診断を
花粉症と症状の似ているものの代表例として、蓄膿症があるが、蓄膿症は細菌感染による炎症であり、アレルギー性の鼻炎症状とは異なる。適切な対策のためには、何が原因で鼻の諸症状が起きているのか、耳鼻咽喉科で検査をするとよいだろう。
●鼻鏡検査
特殊な器具によって鼻の穴を開き、直接鼻の粘膜の状態を目で確かめる。正常な鼻の粘膜は薄いピンク色だが、アレルギー症状があると、うっ血や充血により赤くなる。
●鼻汁細胞検査
鼻水を採取し、顕微鏡で好酸球の有無を調べる。好酸球はアレルギー反応が起きたときに血管からしみ出す白血球の一種。鼻汁の中に見られれば、アレルギー反応あり。
●血液検査
血液のIgE抗体の濃度を調べる。アレルゲンが侵入すると血液中にIgEという抗体が増える。花粉シーズン以外で濃度が高ければ、花粉以外のアレルギーであることも。
●X線検査
アレルギー以外の要因を調べる検査。鼻の奥の状態がX線によって、しっかり写し出されるため、鼻の奥の炎症なども調べられる。
蒸気を吸い込むと楽になる「温熱療法」
自宅で簡単にできる対策法として「温熱療法」というのもある。温熱療法は体温より少し高い42~43度の水蒸気を1回に10分ほど、1日数回吸い込む方法だ。最近では、家庭用の小型の蒸気吸入器も発売されているので、症状がひどい場合には利用してみてはどうだろう。ただし、あくまでも治療のメインとなる方法ではないので、補助的な利用を。
鼻づまりを放っておくと「鼻性注意不能症」に!
花粉症の症状はシーズンが終わると引いていく。しかし、鼻づまりの場合は、対策をとらないでいると、頭がぼーっとしたり、集中力が低下する「鼻性注意不能症」になるともある。しっかり症状を抑えておくことが必要なのだ。対策を怠らず、快適な春を迎えたいもの。
冬~春先に耳鼻咽喉科で診断を
花粉症と症状の似ているものの代表例として、蓄膿症があるが、蓄膿症は細菌感染による炎症であり、アレルギー性の鼻炎症状とは異なる。適切な対策のためには、何が原因で鼻の諸症状が起きているのか、耳鼻咽喉科で検査をするとよいだろう。
●鼻鏡検査
特殊な器具によって鼻の穴を開き、直接鼻の粘膜の状態を目で確かめる。正常な鼻の粘膜は薄いピンク色だが、アレルギー症状があると、うっ血や充血により赤くなる。
●鼻汁細胞検査
鼻水を採取し、顕微鏡で好酸球の有無を調べる。好酸球はアレルギー反応が起きたときに血管からしみ出す白血球の一種。鼻汁の中に見られれば、アレルギー反応あり。
●血液検査
血液のIgE抗体の濃度を調べる。アレルゲンが侵入すると血液中にIgEという抗体が増える。花粉シーズン以外で濃度が高ければ、花粉以外のアレルギーであることも。
●X線検査
アレルギー以外の要因を調べる検査。鼻の奥の状態がX線によって、しっかり写し出されるため、鼻の奥の炎症なども調べられる。
蒸気を吸い込むと楽になる「温熱療法」
自宅で簡単にできる対策法として「温熱療法」というのもある。温熱療法は体温より少し高い42~43度の水蒸気を1回に10分ほど、1日数回吸い込む方法だ。最近では、家庭用の小型の蒸気吸入器も発売されているので、症状がひどい場合には利用してみてはどうだろう。ただし、あくまでも治療のメインとなる方法ではないので、補助的な利用を。