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手荒れ予防に4つのヒント【米国皮膚科学会】

2017年03月07日 15時13分53秒 | 医療情報
手荒れ予防に4つのヒント【米国皮膚科学会】
手袋で保護し、刺激を避け保湿を
米国学会短信2017年3月6日 (月)配信 皮膚疾患その他

 米国皮膚科学会(AAD)は2月14日、手荒れを防ぐヒントを紹介した。
 手の発疹や乾燥は、さまざまな原因で起こる。最も多いのは湿疹だが、アレルギー性のものもあり、長期間曝露しても問題のなかったもの(結婚指輪、スキンケア製品、魚介類、ニンニク、柑橘類など)でアレルギーを発症する場合もある。同学会関係者は、原因が違っても症状は似ている場合が多いので、原因特定と悪化防止のため皮膚科専門医の受診を奨めている。
 AADが推奨する手荒れ予防法は以下の通り
作業に合わせた適切な保護手袋を使用する。染料や洗剤などの強力な化学物質のほか、水も手荒れの原因になる。庭仕事や家事の時は、手袋で手を保護すること。穴が開いた手袋は捨て、濡れた手袋は使わない
気温が低い時は防寒用の手袋を使用する。寒冷な気候は皮膚を乾燥させるので、戸外では断熱効果のある手袋やミトンをはめる
手洗いの際は刺激を避ける。水と石鹼での洗浄は皮膚の油脂を除去するので、手を洗う時は温水と刺激の少ない洗浄剤(化粧石鹸や保湿液など)を使う
十分な量の保湿剤を頻回に使う。保湿剤は手洗い直後に塗り、時々塗り直す。グリセリンやワセリンを含む製品が最も効果的
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鉄欠乏性貧血の病態機序の一端を解明

2017年03月07日 15時05分18秒 | 医療情報
鉄欠乏性貧血の病態機序の一端を解明
東北大、鉄欠乏下の赤芽球中では、遺伝子発現が広範に変動
QLifePro 医療ニュース2017年3月6日 (月)配信 一般内科疾患血液疾患

 東北大学は2月21日、鉄欠乏性貧血の病態の一端を解明したと発表した。この研究は、同大学大学院医学系研究科生物化学分野の小林匡洋研究員、加藤浩貴研究員、張替秀郎教授、五十嵐和彦教授らのグループが、九州大学生体防御医学研究所の佐々木裕之教授らとともに行ったもの。研究成果はヨーロッパ血液学会機関誌「Haematologica」に掲載された。
 生体内の鉄の約70%は赤血球のヘモグロビン産生に利用されるが、食事などから摂取される鉄分はごく僅かであるため、多くの鉄は体の中で再利用される。出血などにより体内の鉄分が大量に失われると鉄欠乏性貧血が引き起こされ、月経のある女性を中心に、鉄欠乏性貧血患者は多い。これまで、鉄分不足が鉄欠乏性貧血の原因と考えられてきたが、必ずしも全ての女性が鉄欠乏性貧血を発症するわけではないことから、単なる鉄不足のみでは鉄欠乏性貧血の原因を十分に説明できていなかった。
 研究グループは、鉄欠乏性貧血モデルマウスから採取した赤芽球を使って、網羅的DNAメチル化解析および遺伝子発現解析を実施。その結果、鉄欠乏状態ではDNAメチル化修飾および遺伝子発現が広範囲に渡って変動していることが明らかになったという。また、ヘムに応答する転写因子Bach1が、鉄欠乏により合成が低下するヘムの量に対応してグロビンの合成を低下させることで、ヘムとグロビンのバランスを調整していることを突き止めた。
 これは、鉄欠乏が赤芽球の遺伝子発現変動を引き起こすという新しい発見であり、鉄欠乏状態に応答してヘムとグロビンのバランスを遺伝子発現レベルで調整する転写因子の存在を示す新たな知見。
 今回の発見は、鉄欠乏性貧血の病態の一端を明らかにしたものであり、この疾患および鉄の生体内での機能のより詳細な理解へとつながることが期待される。また、近年注目されている鉄剤の投与によっても改善しない鉄欠乏性貧血(鉄剤不応性鉄欠乏性貧血)の新たな診断法や、治療法の開発にもつながることも期待される。
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今、雪降る

2017年03月07日 14時43分36秒 | 
ラッパ水仙がひらきましたね。
「そろそろ多肉植物にかぶせているポリ袋を取ろうかな?
まだかな~?
桜咲くまで霜は下りる、覆いは取ってはならぬと聞いていたからな~」
と今朝迷っていたら
なんと、午後雪!
きょっとするほどの降り
わあ、まだ取らなくてよかったよ~
やっぱり、桜咲くまでは取るのは止めよう。春近くで降る雪に注意だね。
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