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健康や医療情報 ネット検索注意 出雲で市民公開講座

2017年08月14日 19時42分31秒 | 地域
健康や医療情報 ネット検索注意 出雲で市民公開講座
2017年8月14日 (月)配信山陰中央新報

 健康情報との向き合い方を考える市民公開講座が出雲市塩冶町の島根大医学部でこのほどあり、大阪大大学院医学系研究科の大野智准教授(46)が、意思決定の際には自分の価値観を大切にするよう呼び掛けた。
 大野准教授は1998年に島根医科大(現島根大医学部)を卒業。金沢大、東京女子医科大などでの勤務経験がある。
 講座では、総務省が2015年に実施した調査データを基に、健康や医療について調べる際、2千人のうち約75%がインターネットの検索サイトを利用していると説明。その上で、病気について解説するインターネット情報には誤った記載もあることを伝える米国の研究データを示し、注意を呼び掛けた。
 治療に関する臨床試験結果の情報については「判断の物差し」であるとし、治療を受けるか受けないかは「個人個人の価値観で変わる。大切なのは自分が決めたことに責任を持つこと。後悔しない選択をしてほしい」と説いた。
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ベニヤ板製の「特攻」ボート 「お国のため」の命とは?

2017年08月14日 17時13分40秒 | 戦い
ベニヤ板製の「特攻」ボート 「お国のため」の命とは?
岡本玄
2017年8月12日05時00分

台湾で撮影された旧陸軍の水上特攻艇「マルレ」=「マルレの戦史」から

 太平洋戦争末期、飛行機だけでなく船による「特攻」が行われた。爆雷を積んだベニヤ板製の簡易なボート。訓練を重ね、死を覚悟していた若者たちは揺らいだ。「お国のため」に捧げる命とは何なのか、と。(岡本玄)
全滅は「玉砕」、退却は「転進」…美辞が隠した地獄
 瀬戸内海に浮かぶ江田島(広島県江田島市)。海軍の兵学校があったことで知られるこの島は、かつて陸軍の「水上特攻隊」の秘密基地でもあった。島の最北端にいま、その歴史を伝える石碑が立つ。
 《祖国の為(ため)とは言え 春秋に富む身を国に殉ぜし多数の若者の運命を想(おも)う時 誠に痛惜の念に堪えず》
 米軍による本土侵攻に備え、この島で極秘の訓練を重ねた多くの若者たちが、沖縄やフィリピン、台湾へ送り込まれていった。
 使われたボートの秘匿上の通称は「連絡艇」。頭文字から「マルレ」と呼ばれた。資材不足の中、速度を出すため、薄いベニヤ板と自動車のエンジンでつくり、船尾には250キロの爆雷を積んだ。
 捨て身で敵艦に夜襲する作戦。元隊員たちがまとめた「マルレの戦史」によると、前線へ赴いた計30戦隊3125人のうち6割近い1793人が亡くなった。
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