日々

穏やかな日々を

RSウイルス、今年は流行早まる 患者週5千人超に急増

2017年08月29日 23時45分15秒 | 医療情報
RSウイルス、今年は流行早まる 患者週5千人超に急増
2017年8月29日 (火)配信朝日新聞

 乳幼児が感染すると、重い肺炎になることがある「RSウイルス感染症」の流行が今年
は早まっている。例年は秋から冬にかけて流行のピークを迎えるが、今年は夏場から患者数が急増し、最新の1週間(8月14~20日)で5千人を超えた。昨年より流行が1カ月ほど早くなっており、専門家は注意を呼びかけている。
 国立感染症研究所が全国約3千の医療機関からの患者数の報告をまとめ集計した。今年は7月に入ってから患者が増え始め、8月29日発表の速報では、14~20日の患者数は5389人。同時期では過去10年間で最多で、昨年同時期の4・6倍に上った。
 都道府県別では、大阪が最多の495人、東京454人、神奈川364人、埼玉331人、福岡320人、愛知262人と続いた。新潟や福島なども患者報告が多かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再生医療施設の公表停止 臍帯血事件で厚労省

2017年08月29日 23時44分01秒 | 行政
再生医療施設の公表停止 臍帯血事件で厚労省
2017年8月29日 (火)配信共同通信社

 他人の臍帯血(さいたいけつ)の無届け移植を巡る再生医療安全性確保法違反事件を受け、厚生労働省は28日、ウェブ上で公表していた「再生医療提供機関の一覧」のページを削除した。院長が逮捕された「表参道首藤クリニック」(東京都)が掲載されており「不適切だ」との指摘があった。
 クリニックは過去に臍帯血移植とは別の再生医療を認められたため、一覧に載っていた。「臍帯血移植も認められているという誤解を与える」との批判があり、削除を決めた。
 厚労省は、細胞移植などの再生医療を医療機関が実施する場合は審査を義務付け、適切と認められれば、施設側の同意を得て公表していた。
 厚労省の担当者は「国民に分かりやすく、適切な公表の仕方を早急に検討したい」と話し、内容を修正して再度ホームページに載せる考えを示した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅毒報告3千人超える 「医療新世紀」

2017年08月29日 23時42分49秒 | 医療情報
梅毒報告3千人超える 「医療新世紀」
2017年8月29日 (火)配信共同通信社

 全国の梅毒患者の報告数が昨年を上回る勢いで増加し、7月30日(第30週)までの累計で3123人に達したことが、国立感染症研究所のまとめで分かった。
 梅毒の報告数は昨年、42年ぶりに年間4千人を超えて速報値で計4518人だった。昨年同時期の約2400人と比べ、今年は1・3倍近いハイペース。地域別では東京都が971人、大阪府413人、愛知県185人、神奈川県178人、福岡県149人など都市部が突出している。
 梅毒は早期に治療を受けるほど治療しやすい。専門家は、心当たりがある場合はためらわずに検査を受けるよう、強く推奨している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劇症1型DM、iPSで機序の一部解明

2017年08月29日 23時41分06秒 | 医療情報
劇症1型DM、iPSで機序の一部解明
CiRA、同疾患患者の膵β細胞様細胞、細胞死を起こす割合が高く
QLifePro 医療ニュース2017年8月29日 (火)配信 内分泌・代謝疾患その他

 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)は8月22日、患者由来のiPS細胞を用いて劇症1型糖尿病の病態メカニズムの一端を解明したと発表した。この研究は、大阪大学大学院内分泌・代謝内科、京都大学CiRA増殖分化機構研究部門の細川吉弥研究員らの研究グループによるもの。研究成果はアジア糖尿病学会誌「Journal of Diabetes Investigation」に掲載されている。
 劇症1型糖尿病は、1型糖尿病のなかでも、とくに急激に発症するもののひとつ。特定の遺伝的素因をもつ人において、ウイルス感染をきっかけに起こる免疫反応により急激に膵β細胞が傷害され、ほとんどすべてのβ細胞が破壊されることで、インスリンが不足した状態になるとされている。しかし、膵β細胞が傷害される詳細なメカニズムはよくわかっていない。
 研究グループは、まず、劇症1型糖尿病患者3人の皮膚細胞に6つの初期化因子を導入することで、iPS細胞を作製。それらのiPS細胞は、化合物および成長因子の組み合わせ処理を行うことで、インスリンを分泌する膵β細胞様の細胞に分化可能なことを示した。
 次に、劇症1型糖尿病患者および健常者のiPS細胞から分化誘導させて得られた膵β細胞様細胞に、細胞傷害刺激としてサイトカインを投与した。その結果、劇症1型糖尿病患者の膵β細胞様細胞では、細胞死(アポトーシス)を起こしている細胞の割合が高いことが明らかになったという。
 さらに、この病態モデルを用いてRNAシークエンスによる網羅的遺伝子発現解析を行った結果、いくつかのアポトーシス関連遺伝子や抗ウイルス関連遺伝子の発現に違いがあることが判明したという。
 今回明らかになった病態モデルは、劇症1型糖尿病のさらなる病態解析への応用が期待される、と研究グループは述べている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「傷に唾」の証左判明?!

2017年08月29日 23時38分17秒 | 医療情報
「傷に唾」の証左判明?!
唾液中のヒスタチン1の細胞接着作用などが明らかに
国際医学短信2017年8月29日 (火)配信 一般内科疾患小児科疾患一般外科疾患皮膚疾患その他

 「そのくらいの傷なら唾を塗っておけば治る」は本当だった?!ヒトの唾液に多く含まれるペプチドであるヒスタチン1やヒトの唾液をニワトリやヒトの培養細胞に添加すると、内皮細胞の接着や遊走、血管新生を促進するとの実験結果が報告された。米国実験生物学会連合がFASEB Journalの掲載論文を紹介した。
 口腔内の創傷の治癒が他の部位に比べ、早いことが知られており、唾液が創傷治癒メカニズムの一部を担うと推定されてきたが、詳しい機序は分かっていない。
 研究グループは今回、ニワトリやヒトの培養細胞を用いた実験で、唾液に含まれるヒスタチン1や唾液が内皮細胞の接着や血管新生の促進など創傷治癒に関わる作用を持つことを証明した。FASEB Journal編集長は「この検討により創傷治療がさらに進化するかもしれない」と評価。「動物や子供が傷を舐める行為に潜む意義を思い出させてくれた」と述べている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お粗末な受付対応【わたしの医見】

2017年08月29日 23時31分38秒 | 仕事
お粗末な受付対応【わたしの医見】
2017年8月29日 (火)配信読売新聞

東京都葛飾区 主婦 59
 84歳の義母がぼうこう炎の症状を訴えた。総合病院での診察を望んだので、付き添った。あいにくその日は休診。翌朝出直したが「診察は午後。急ぐなら系列の別病院を」と紹介され、30分車を飛ばした。診察券を作るなどして待っていたが、またも「診察は午後から」。受付が新人で「教えるのを忘れた」そうだ。
 連日の猛暑。義母はつらそうだった。結局、別の専門病院を訪ねた。気さくで親切な医師に、義母は明るい表情になった。最初から、こちらにすればよかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マダニウイルス島根で感染増加 17年過去最多5人発症

2017年08月29日 23時09分11秒 | 地域
マダニウイルス島根で感染増加 17年過去最多5人発症
2017年8月29日 (火)配信山陰中央新報

 マダニが媒介するウイルスで、人に感染して発症すると致死率が2割前後に上る「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」患者の報告例が西日本一帯で広がっている。島根県では2017年、既に過去最多となる5人の発症が確認された。治療に特効薬はなく、県の担当者は野山に入る際の予防を呼び掛けている。
 SFTSは、原因ウイルスを保有するマダニにかまれることで感染し、6日から2週間の潜伏期間を経て発症する。発熱、嘔吐(おうと)、下痢の症状が出て重症化し、死亡する例がある。11年に中国で存在が認知され、日本では13年1月に初めて確認された。
 国立感染症研究所(東京都)などによると、これまでの国内の累計報告数(2017年7月26日現在)は北陸地方の一部を含む西日本21府県で280人に上り、うち高齢者を中心に58人が死亡した。島根県内では13年に1人の発症報告があり、16年に3人、17年は8月13日現在で5人が確認された。鳥取県内での報告はない。
 SFTSウイルスは以前から国内に存在していたとみられ、報告数の増加は医療機関への周知が進んだことが一因という。西日本に患者が集中している背景には、ウイルスを媒介するタカサゴキララマダニが多く生息しているのが理由とみられる。
 治療には抗生物質が効かず、特効薬も開発されていない。全てのマダニがウイルスを媒介するわけではないが、かまれないよう予防するしかないのが現状だ。
 マダニは草むらややぶなどに生息しており、長袖や長ズボンを着用して肌の露出を少なくすることが予防の基本となる。島根県薬事衛生課感染症グループの和田美江子グループリーダーは「感染すれば致死率は高く、十分に気を付けてほしい」と呼び掛けた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

採血不要の血糖値センサー 糖尿病患者対象、臨床研究へ

2017年08月29日 10時53分33秒 | 医療情報
採血不要の血糖値センサー 糖尿病患者対象、臨床研究へ
2017年8月28日 (月)配信朝日新聞

 指にレーザーを当てるだけで血糖値を計測できる技術を、量子科学技術研究開発機構の研究チームが開発した。採血せずに血糖値を測定できるため、医療機器として認められれば糖尿病患者の負担の軽減につながる。来年度から本格的な臨床研究を始める計画を進めており、5年後の実用化を目指す。
 厚生労働省によると、国内で「糖尿病が強く疑われる」成人は約950万人と推計される。特にインスリン注射をしている患者は毎日、自分で血糖値を測る必要があり、現在は指先に針を刺して採血するのが主流。針の改良などで痛みは少なくなってきているものの、患者の負担は大きいという。
 研究チームは指に赤外線レーザーを照射し、吸収される光の強さをもとに、血液中のグルコース(ブドウ糖)の濃度を計測できる技術を開発。採血せずに高精度で血糖値を把握することに成功した。
 実用化に向けて同機構発ベンチャー「ライトタッチテクノロジー」を設立。来年度から大学病院などの協力を得て、糖尿病患者約300人を対象にした臨床研究を始める計画だ。山川考一グループリーダーは「採血が不要になればより多くの患者が血糖値の自己測定に取り組むと期待できる。2022年に医療機器として販売を始めたい」と話している。(杉本崇)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン