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高度外傷センターが完成 島根大付属病院、21日始動

2017年08月19日 23時58分00秒 | 医療情報
高度外傷センターが完成 島根大付属病院、21日始動
2017年8月18日 (金)配信山陰中央新報

 島根大医学部付属病院(出雲市塩冶町)で重い外傷の治療を専門的に行う「高度外傷センター棟」が完成し、このほど竣工(しゅんこう)式があった。国公立大で初めて緊急検査と手術の両方を同時にできる施設「ハイブリッドER」を導入して、2016年4月に設立した高度外傷センターの体制を強化。21日に運用を始める。
 同病院は16年1月、交通事故などに伴う重い外傷に対応する救急救命体制を構築。16年1月から17年4月の外傷による救急搬送者2473人のうち、重傷患者は310人、頭や胸などの多発外傷は154人だった。
 センター棟は、鉄骨3階建てで延べ床面積約1070平方メートル。初期診療やコンピューター断層撮影(CT)、手術などが1カ所でできる「ハイブリッドER」を設けた。他に複数の重傷患者に対応するためのベッドを3床、手術室を2カ所設けた。総事業費は12億1千万円。
 医師はセンター設立時から5人増の8人に増やし、2交代制で常時3人が勤務する。
 ハイブリッドERの導入について渡部広明センター長(47)は「診療、検査、手術による移動の回数や時間が減り、患者が出血するリスクを減らせる。より専門性の高い診療を提供していきたい」と話した。
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高齢者施設で3人死亡、2人入院 岐阜県警が捜査開始

2017年08月19日 14時22分22秒 | 事故事件訴訟
高齢者施設で3人死亡、2人入院 岐阜県警が捜査開始
2017年8月18日 (金)配信朝日新聞

 岐阜県高山市桐生町4丁目の介護老人保健施設「それいゆ」で7月末以降、入所する高齢男女3人が死亡し、2人がけがをして入院していたことがわかった。施設から連絡を受けた県は17日から立ち入り調査を実施。県警は事件と事故の両面で捜査を始めた。
 施設と県によると、12日夕、体調不良で救急搬送された入所女性(87)が、13日夜に死亡。肋骨(ろっこつ)が複数折れており、県警による16日の司法解剖の結果、死因は外傷性血気胸だった。
 7月31日には男性(80)が施設内で意識を失い、病院に運ばれたがまもなく死亡。また、8月6日深夜には女性(93)が施設内の居室で倒れているのが見つかり、7日未明に死亡した。女性は頭の骨が折れるなどしていたという。
 このほか、15日には女性(91)の肋骨が折れていることが判明。16日には別の女性(93)の胸にあざがあるのが見つかり、肺挫傷と診断された。2人とも入院しているという。
 施設を運営する医療法人「同仁会」の折茂謙一理事長は18日午前、記者団の取材に応え、13日に死亡した女性について職員の介護で入浴した際の事故との見方を示したが、「誰かが何らかの意図を持って女性を骨折させた可能性も100%排除できない」と述べた。7月31日に死亡した男性については病死との見方を示した。「近接した期間に入所者の死傷が相次いだのは異常だと考えており、世間を騒がせたことをおわびしたい」と話した。施設には約100人が入所しているという。
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