喫煙率 福井19%21位 県内低下傾向 啓発進む
2017年8月29日 (火)配信福井新聞
福井県民の喫煙率は低下傾向にある。県が県民を対象に実施した調査によると、2011年度が15・2%だったのに対し、14年度は14%。県は22年度までに、さらに12%まで下げることを目標に掲げ、街頭や大学などでさまざまな啓発活動を展開している。
来秋の福井国体や23年春の北陸新幹線開業を見据え、官民が連携した受動喫煙対策も県内で繰り広げられている。JR福井駅周辺の商店街や商業施設の共同販促に取り組む団体「エキマエモール」は、県や日本たばこ産業(JT)北陸支社と協力し、「福井駅前 分煙化プロジェクト」を実施。喫煙の可否を示すステッカーを店舗入り口に表示してもらうことで非喫煙者、喫煙者双方に心地よい環境をつくるとともに、たばこの煙から健康を守るのが狙いだ。
ステッカーは「禁煙」と「喫煙可能」、禁煙タイムを設けている「時間分煙」、喫煙席と禁煙席のある「空間分煙」の4種類。色分けしてあり、各店のルールが入店前に分かるようになっている。県健康増進課は「県内各地で運動が広がれば」としている。(大谷貴洋)
2017年8月29日 (火)配信福井新聞
福井県民の喫煙率は低下傾向にある。県が県民を対象に実施した調査によると、2011年度が15・2%だったのに対し、14年度は14%。県は22年度までに、さらに12%まで下げることを目標に掲げ、街頭や大学などでさまざまな啓発活動を展開している。
来秋の福井国体や23年春の北陸新幹線開業を見据え、官民が連携した受動喫煙対策も県内で繰り広げられている。JR福井駅周辺の商店街や商業施設の共同販促に取り組む団体「エキマエモール」は、県や日本たばこ産業(JT)北陸支社と協力し、「福井駅前 分煙化プロジェクト」を実施。喫煙の可否を示すステッカーを店舗入り口に表示してもらうことで非喫煙者、喫煙者双方に心地よい環境をつくるとともに、たばこの煙から健康を守るのが狙いだ。
ステッカーは「禁煙」と「喫煙可能」、禁煙タイムを設けている「時間分煙」、喫煙席と禁煙席のある「空間分煙」の4種類。色分けしてあり、各店のルールが入店前に分かるようになっている。県健康増進課は「県内各地で運動が広がれば」としている。(大谷貴洋)