Mars&Jupiter

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マラン・マレの「聖ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘」を聴く

2012-02-13 05:05:18 | バロック音楽器楽曲・室内楽曲編
昨日は朝からなぜか腰が痛く、ウォーキングを休みました。
昨日聴いたのは1656年生まれのマレの作品。
「聖ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘」は1723年に出版された。
聴いたCDはシギスヴァルト・クイケンのヴァイオリン、
ヴィーラント・クイケンのヴィオラ・ダ・ガンバ、
グスタフ・レオンハルトのチェンバロ演奏によるものである。
3つの音が何度も繰り返すオスティナート風の伴奏の上に乗り、
ヴァイオリンが旋律を奏でていき、それらが変奏曲風に展開していく。
なかなか創意工夫のみられる作品であり、さすがマレらしい作品である。
チェンバロとともに3つの音を繰り返すヴィオラ・ダ・ガンバの部分も
変化していくので、聴いていてその変化も楽しむことができる。
チェンバロの反復する音は教会の鐘を描写しているようだ。
反復を繰り返しながら展開しながら、最後はおだやかに終わる。
コメント
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