Mars&Jupiter

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コンスタント・ランバートのピアノ・ソナタを聴く

2012-11-09 06:13:09 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1905年生まれのランバートの作品。
ピアノ・ソナタは1930年に作曲された。
今回聴いたCDの演奏はアンソニー・ゴールドストーンのピアノによるもの。
第一楽章アレグロ・モルト・マルカートは、
力強くリズミックに奏でるピアノの旋律で始まり、
ジャズのリズムのシンコペーションがみられる。
メランコリックな部分とリズミックな部分が交互に現れる。
第二楽章夜想曲:アンダンテは、おだやかな感じで始まる。
ピアノが奏でる旋律はメランコリックで、時に情熱的に盛り上がる。
ジャズのシンコペーションによる速いリズムが時々現れもする。
最後は静かに終わり、切れ目なく次の楽章に続く。
第三楽章フィナーレ:ルーグブレ(悲しく)-プレストは、
暗くゆっくりとしたテンポの旋律から始まり、
速くリズミックで生き生きとした旋律に移っていく。
ここでもジャズのシンコペーションの部分が見られる。
旋律はダイナミックに展開されていき、盛り上がりをみせ、
最後は解決されないようなまま、ピアノの和音が響いて終わる。
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