Mars&Jupiter

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ジョージ・ロイドのロイヤル・パークスを聴く

2012-11-21 23:10:41 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日もウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1913年生まれのジョージ・ロイドの作品。
コーンウォールのセント・アイヴズで生まれた彼は、
ヴァイオリンを学び、ヴァイオリン奏者となる夢を持っていたが、
その夢は実現できず、作曲も行っていたが陽の目を見ることはなかった。
戦争で海軍に従事した彼はその後シェルショックによる後遺症に苦しむ。
彼に転機が訪れたのは1977年彼が作曲した交響曲第8番が、
BBCラジオで放送初演されたことによるもので、
ここから作曲家として注目されるようになった。
また、その後は指揮者としても活動するようになった。
ロイヤル・パークスは1985年に作曲された。
今回聴いたCDの演奏はピーター・パークス指揮、
ブラック・ダイク・ミルズ・バンドの演奏によるものである。
第1曲夜明けの飛行は、華やかな金管楽器の響きで始まる。
速い動きの旋律は高度な演奏技術を要求されている感じがする。
第2曲追憶は、おだやかな歌うような旋律が奏でられていき、
過去を振り返るような回想的な音楽で、最後静かに終わる。
第3曲休日は、明るく軽快で歌うような旋律で始まる。
速い動きの部分は高度な演奏技術が求められ、最後は華やかに終わる。
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