Mars&Jupiter

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ニコラ・シェドヴィルのブロックフレーテと通奏低音のためのソナタ ト短調 作品13の6を聴く

2015-09-24 06:01:37 | バロック音楽器楽曲・室内楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1737年生まれのフランスの作曲家、
ニコラ・シェドヴィルが作曲したソナタ ト短調 作品13の6である。
ブロックフレーテと通奏低音のための作品である。
ニコラ・シェドヴィルはオペラ座でオーボエとミュゼットの奏者として活躍し、
ミュゼット(バグパイプの一種)のための作品を多く残した。
今回聴いたCDはフランス・ブリュッヘンのブロックフレーテ、
アンナー・ビルスマのチェロ、グスタフ・レオンハルトのチェンバロの演奏による。
この作品はヴィヴァルディ作と伝えられて、
「忠実な羊飼い」のタイトルがついているが、
最近ではシェドヴィルの作品であることが分かっている。
第一楽章ヴィヴァーチェは、叙情的な旋律が、
ブロックフレーテにより奏でられて始まる。
第二楽章アラ・ブレーヴェは、技巧的に難しい感じである。
ブロックフレーテの軽快で速い動きが印象的である。
第三楽章ラルゴは、ゆったりとしたテンポで始まるが、
憂いを感じさせる旋律で、そのまま次の楽章に続いていく。
第四楽章アレグロ・マ・ノン・プレストは、
有名な旋律で聴いたことがある旋律である。
ブロックフレーテにとって演奏上難しい部分もあり、
動きが速く、一気に聴かせる楽章で最後力強く終わる。
コメント
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