Mars&Jupiter

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アラン・ホヴァネスのトロンボーンと吹奏楽のための交響曲第29番作品289を聴き、三枚町から新横浜まで

2016-05-21 21:21:32 | アラン・ホヴァネスの作品
昨日は三枚町から新横浜まで歩きました。
途中聴いたのはアラン・ホヴァネスが1976年に作曲した、
トロンボーンと吹奏楽のための交響曲第29番作品289である。
聴いたCDはクリスティアン・リンドベルイのトロンボーン、
キース・ブライオン指揮、オハイオ州立大学コンサート・バンドの演奏による。
第一楽章アンダンテ・レリジオーソは、
トロンボーンがゆったりと歌うような旋律を奏でて始まる。
牧歌的な感じの旋律が続いていき、厳粛な感じを与える。
その後木管楽器を中心にフーガ風の展開が続き、
再びトロンボーンの旋律が繰り返されて、
山の雄大な風景をも感じさせる感じで終わる。
第二楽章アダージョ・エスプレッシーヴォは、2分ほどの短い楽章である。
ゆったりとしたテンポの中で、トロンボーンが朗々とした旋律を奏でていく。
第三楽章レント-アレグロ・モデラート-プレストは、
鐘の音が響き、トロンボーンが東洋風の旋律を奏でていく。
途中からテンポを速め、自由な感じでトロンボーンが旋律を奏でていく。
第四楽章フィナーレ:マエストーソは、
ブラス全体で力強く旋律を奏でて始まる。
それに合わせてトロンボーンのソロが入り交互に旋律を奏でていく。
鐘の音も入り、宗教的な雰囲気を醸し出していく。
ティンパニの音が鳴り響き、そのあとトロンボーンのソロが、
カデンツァ風に旋律を奏でていくが、これが東洋的(アルメニア的?)である。
それが終わるとこだまのように同じ音型が金管楽器の中で繰り返され、
鐘の音も鳴りつつ、トロンボーンの音が絡み合っていく。
金管楽器でファンファーレ風に旋律を奏でて最後力強く終わる。
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