昨日は横浜から山下公園近くの県民ホールまで歩きました。
後藤香織さんの30th Anniversary Concert 2008に
かつての同僚Fさんからお誘いを受けて聴きにいきました。
自分の歳に合わせて29曲オルガンとピアノを演奏する
彼女のパワフルな精神力もなかなかであるが、
ラインベルガーのヴァイオリンとオルガンのための6つの小品作品150の
第一曲「テーマと変奏曲」を実演で聴けたのは、とにかくよかった。
多彩なジャンルの音楽に挑むところも凄いが、
泉谷しげるが最後に登場し、春夏秋冬を肉声で歌い、
頭上の脅威をオルガン伴奏で歌うというサプライズな企画は、
音楽はジャンルで聴くものではないという考えなのだろう。
山下公園へ行く途中聴いたのは1925年生まれの芥川也寸志の作品。
略歴については管弦楽曲編で触れたので省略する。
エローラ交響曲は、1958年作曲され、
同年作曲者自身の指揮でNHK交響楽団によって初演された。
エローラ交響曲はインドの都市エローラから由来しており、
エローラの石窟寺院はあまりにも有名である。
作品は16の断片(正式には15の断片)から構成されている。
静かにゆるやかに始まる音楽は神秘的であり、宗教的だ。
混沌とした音楽は、時々エネルギーを発散させながら、
時には不協和音を伴い、オスティナート的な音楽を展開する。
静と動が交差し、軽快であったり、重々しい音楽であったり、
様々な部分を見せ、人間の強い生命力を感じさせる音楽である。
ダイナミックな音楽はストラヴィンスキー的でもあり、
リズミックな曲の作りは、聴いていて爽快である。
最後は冒頭のような静かで神秘的な音楽となって終わる。
なお、今回とりあげた補足分の交響曲日本編の
CD等の情報は、以下のアドレスに載せてあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/symphony-cd-japan.html
でNEWと赤字で表示されているのが該当する曲です。
参考にしていただければ幸いです。
後藤香織さんの30th Anniversary Concert 2008に
かつての同僚Fさんからお誘いを受けて聴きにいきました。
自分の歳に合わせて29曲オルガンとピアノを演奏する
彼女のパワフルな精神力もなかなかであるが、
ラインベルガーのヴァイオリンとオルガンのための6つの小品作品150の
第一曲「テーマと変奏曲」を実演で聴けたのは、とにかくよかった。
多彩なジャンルの音楽に挑むところも凄いが、
泉谷しげるが最後に登場し、春夏秋冬を肉声で歌い、
頭上の脅威をオルガン伴奏で歌うというサプライズな企画は、
音楽はジャンルで聴くものではないという考えなのだろう。
山下公園へ行く途中聴いたのは1925年生まれの芥川也寸志の作品。
略歴については管弦楽曲編で触れたので省略する。
エローラ交響曲は、1958年作曲され、
同年作曲者自身の指揮でNHK交響楽団によって初演された。
エローラ交響曲はインドの都市エローラから由来しており、
エローラの石窟寺院はあまりにも有名である。
作品は16の断片(正式には15の断片)から構成されている。
静かにゆるやかに始まる音楽は神秘的であり、宗教的だ。
混沌とした音楽は、時々エネルギーを発散させながら、
時には不協和音を伴い、オスティナート的な音楽を展開する。
静と動が交差し、軽快であったり、重々しい音楽であったり、
様々な部分を見せ、人間の強い生命力を感じさせる音楽である。
ダイナミックな音楽はストラヴィンスキー的でもあり、
リズミックな曲の作りは、聴いていて爽快である。
最後は冒頭のような静かで神秘的な音楽となって終わる。
なお、今回とりあげた補足分の交響曲日本編の
CD等の情報は、以下のアドレスに載せてあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/symphony-cd-japan.html
でNEWと赤字で表示されているのが該当する曲です。
参考にしていただければ幸いです。