昨日は横浜から和田町駅まで歩きました。
途中聴いたのは1931年生まれのグレツキの交響曲。
ポーランド南部のチェルニツァで12月6日に生まれた彼は、
カトヴィツェの音楽学校(現カトヴィツェ音楽院)で
1955年から1960年の間本格的に作曲を学び、
1958年に作曲家としてのデビューを果たし、
その後色々な作品を世に出して注目されるようになった。
交響曲第2番「コペルニクス党」は、1972年に作曲され、
ポーランドの天文学者コペルニクス生誕500周年を記念して
作曲された交響曲で、ソプラノとバリトンの独唱のための作品である。
彼の作風からいうと第2期への転機にあたる作品である。
第一楽章は、ユニゾンによるトゥッティと
一撃を加える打楽器の激しい音の繰り返しが印象的である。
宇宙的な広がりの感じを思わせる雰囲気は、
「コペルニクス党」というタイトルとの関連性を想起させる。
単純な音の繰り返しではあるが不思議におもしろい。
終わりになると合唱が加わり、シリアスな感じが強調される。
第二楽章は、バリトンの独唱によって始まる。
祈りのような音楽は静かに心に訴えてくる。
情熱的に盛り上がる場面もあるが、
とにかく静かで宗教的な感じを思わせる
おだやかな癒しの音楽なのである。
中世的な世界に迷ったかのような音楽的世界は、
グレツキらしいところで、メッセージ性を持っている。
静かになったあと15分あたりからみられる曲は、
宇宙的な広がりを感じさせる音楽である。
最後は長い持続音の中静かに消え入るようにして終わる。
途中聴いたのは1931年生まれのグレツキの交響曲。
ポーランド南部のチェルニツァで12月6日に生まれた彼は、
カトヴィツェの音楽学校(現カトヴィツェ音楽院)で
1955年から1960年の間本格的に作曲を学び、
1958年に作曲家としてのデビューを果たし、
その後色々な作品を世に出して注目されるようになった。
交響曲第2番「コペルニクス党」は、1972年に作曲され、
ポーランドの天文学者コペルニクス生誕500周年を記念して
作曲された交響曲で、ソプラノとバリトンの独唱のための作品である。
彼の作風からいうと第2期への転機にあたる作品である。
第一楽章は、ユニゾンによるトゥッティと
一撃を加える打楽器の激しい音の繰り返しが印象的である。
宇宙的な広がりの感じを思わせる雰囲気は、
「コペルニクス党」というタイトルとの関連性を想起させる。
単純な音の繰り返しではあるが不思議におもしろい。
終わりになると合唱が加わり、シリアスな感じが強調される。
第二楽章は、バリトンの独唱によって始まる。
祈りのような音楽は静かに心に訴えてくる。
情熱的に盛り上がる場面もあるが、
とにかく静かで宗教的な感じを思わせる
おだやかな癒しの音楽なのである。
中世的な世界に迷ったかのような音楽的世界は、
グレツキらしいところで、メッセージ性を持っている。
静かになったあと15分あたりからみられる曲は、
宇宙的な広がりを感じさせる音楽である。
最後は長い持続音の中静かに消え入るようにして終わる。