Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ニコライ・ミャスコフスキーのシンフォニエッタイ長調作品10を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2012-01-06 06:33:43 | ニコライ・ミャスコフスキーの作品
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのはミャスコフスキーのシンフォニエッタイ長調作品10。
この作品は、小編成の管弦楽のための作品で、
1910年から1911年にかけて作曲された。
聴いたCDはエフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
ロシア国立交響楽団の演奏による。
第1曲アレグロは、弦楽器中心の合奏から始まり、
オーボエが魅力ある牧歌的な旋律を奏でて、弦楽器がそれを受け継ぐ。
木管楽器と弦楽器の掛け合いが楽しく、金管楽器も絡んでいく。
中間部ではテンポの速い民謡風の旋律も現れ、対照的である。
再び冒頭の旋律が繰り返され、木管楽器と弦楽器の掛け合いが続き、
最後は弦楽器合奏のあとホルンが響き、さわやかに終わる。
第2曲アンダンテは、冒頭フルートとハープが響き、
弦楽器の伴奏の上で木管楽器が旋律を奏で、ホルンがそれに絡む。
中間部にフルートが吹く悲しげな旋律が印象的で、
これにオーボエやホルンなどが絡んで幻想的な音楽が展開される。
オーボエの奏でる旋律にフルートが絡み、木管楽器が活躍する。
最後は弦楽器の伸ばす音にハープが加わり、静かに終わる。
第3曲プレストは、明るく軽快な旋律が弦楽器によって示され始まり、
金管楽器盛加わり荒々しくなり、速いフルートの木管楽器の動きも印象的だ。
中間部では木管楽器から始まる叙情的な旋律が弦楽器に引き継がれ、
両者のやりとりが続き、やがて冒頭の軽快で明るい旋律が現れて繰り返され、
最後はトランペットとティンパニが鳴り響き、力強く終わる。
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ニコライ・ミャスコフスキーの祝典(忠誠)序曲ハ長調作品48を聴きながら、西谷から三枚町まで歩く

2012-01-05 02:33:12 | ニコライ・ミャスコフスキーの作品
昨日は西谷駅から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのはミャスコフスキーの祝典(忠誠)序曲ハ長調作品48。
1939年に作曲された大オーケストラのための作品ということだが、
ワーナーミュージックで発売されている全集には、
作品番号が48なのに4となっていて記述が誤っている。
曲名はどうなのだろう、一般的には祝典序曲と訳されているので、
それにはあわせるものの、ドイツ語の訳から考えると、
敬礼とか忠誠(スターリンへの)という意味が出てくる感じがする。
聴いたCDはエフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
ロシア国立交響楽団の演奏による。
序曲はアレグロ・コン・ブリオ・エ・マエストーソで、
金管楽器を中心に行進曲風に華々しく始まり、
その主題が終わると弦楽器中心に叙情的な主題が奏される。
そのあと再び二つの主題が展開されていく。
そして、二つの主題が再現されて、
金管楽器を中心に盛り上がってクライマックスを築く。
いったん静まったあと、再び金管楽器で盛り上がり、
最後は冒頭の主題を中心に力強く華々しく終わる。
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ニコライ・ミャスコフスキーの交響曲第16番ホ長調作品39 を聴きながら、武蔵小杉から渋谷まで歩く

2012-01-04 11:01:13 | ニコライ・ミャスコフスキーの作品
昨日は武蔵小杉から渋谷まで歩きました。
多摩川を渡ってからは少しだけコースをいつもと変え、
自由通りを歩き、奥沢駅を越え、自由が丘駅の線路を越え、
まっすぐ北上し、246号線まで歩き、そこから渋谷方面に向って歩く。
所要時間はほぼ2時間30分というところで、着いた時には5時になっていた。
途中聴いたのはミャスコフスキーの交響曲第16番ホ長調作品39。
航空交響曲とも呼ばれるこの作品は、1935年から1936年にかけて作曲された。
マキシム・ゴーリキー号という1930年代に活躍した航空機が、
1935年に事故を起こし、党幹部の45名が亡くなるという墜落事故に着想を得たらしい。
初演は1936年10月24日モスクワでオイゲン・シェンカールの指揮で行われたようだ。
聴いたCDはエフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
ロシア国立交響楽団の演奏によるもので、
第一楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、金管楽器が鳴り響き華やかに始まる。
その第一主題は勇ましく空を舞う飛行機をあらわしているのだろうか。
第二主題は対照的に悲しげ感じで、叙情的な旋律である。
展開部は第一主題の変形から始まって、第二主題も変形される。
最後は第一主題をもとに華々しい中で力強く終わる。

第二楽章アンダンティーノ・エ・シンプリースは、叙情的な楽章。
弦楽器を中心にその墜落事故を悼むように感傷的な旋律が舞踏風に奏でられる。
中間部のオーボエから始まり、フルートなど木管楽器が活躍する部分は明るく対照的である。
再び冒頭の旋律が弦楽器中心に奏でられ、静かに終わる。
第三楽章ソステヌート-アンダンテ・マルチアーレ・マ・ソステヌートは、
低音の金管楽器が鳴り響いて始まる重々しい旋律で始まる。
弦楽器と木管楽器も加わり、葬送行進曲風である。
途中盛り上がりと静まった感じを繰り返し、最後盛り上がったあと静まり、
ティンパニが鈍く響き、金管楽器が弱く吹奏して終わる。
第四楽章テンポ・プレチェデンテは、弦楽器がせわしい感じの動きをみせ、
木管楽器が奏したあと、金管楽器がゆったりとした旋律を奏でていく。
そのあと弦楽器が旋律を奏で、木管楽器が絡んでいく。
木管楽器から始まり、弦楽器が歌曲風の旋律を奏でていく。
この楽章の旋律は自作の歌曲『飛行機は飛んでいる』から採っているらしい。
行進曲風のテンポの中、勇ましい感じで旋律が様々な楽器により奏でられていく。
それまでの楽章にみられた旋律も登場し、それと絡みながら曲は進行していく。
終わりの方では金管楽器を中心に徐々に盛り上がり、
何度か一撃のようなトッティが繰り返され、最後は静かに終わる。
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ニコライ・ミャスコフスキーの交響曲第7番ロ短調作品24を聴きながら、鶴ヶ峰から希望が丘の間を歩く

2012-01-03 12:34:58 | ニコライ・ミャスコフスキーの作品
昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩き、
そのあと二俣川から希望が丘まで歩きました。
交響曲第7番ロ短調作品24は、1922年作曲された。
パベル・アレクサンドルヴィッチ・ラムに献呈された。
初演は1925年2月8日モスクワで、
コンスタンチン・サラジェフ指揮の下で行われた。
聴いたCDはミヒャエル・ハラース指揮、
スラヴフィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもの。
一楽章制によるこの作品は2つの部分から構成されている。
一つ目の部分はアンダンテ・ソステヌート、カルモ-
アレグロ・マナチオーソ、ポコ・ストラヴァガンテとなっている。
弦楽器のゆったりとしたさざ波のような伴奏の上に、
フルートが旋律を奏で、クラリネットがそれを受け継ぎ、
やがてハープが入り、神秘的な雰囲気を漂わせる。
そのあと弦楽器が中心となり、やがて金管楽器も加わり、
そのあとは管楽器の部分と弦楽器を中心とした部分が現れ、
次に弦楽器の伴奏の上で、フルートなど管楽器が活躍し、
再び金管楽器が加わり盛り上がりをみせていく。
それは闘争的な感じの音楽であり、舞踏的でもある。

二つ目のアンダンテ-アレグロ・スケルツァンド・エ・
テネブローソの部分は、ハープとフルートによって始まり、
上昇していくような音型にクラリネットやオーボエが絡んでいく。
この後クラリネットとオーボエのやりとりにフルートが絡み、
やがて弦楽器を中心とした音楽となり、木管楽器も絡んでいく。
そして金管楽器を中心とした音楽となり、華やかさを持つようになる。
弦楽器と木管楽器によるフーガ風の展開が繰り返されたあと、
フルート中心に叙情的な旋律が奏でられ、オーボエが引き継いで、
弦楽器も引継ぎ、おだやかな牧歌風の音楽になる。
さざ波のように奏する弦楽器とハープの上で、オーボエが主題を奏でた後、
弦楽器を中心に軽快なテンポで旋律が奏でられ、
トランペットも加わり、最後一撃を加えたかのようなトッティで突然終わる。
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ニコライ・ミャスコフスキーの悲劇的序曲ハ短調作品76を聴きながら、二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2012-01-02 10:31:16 | ニコライ・ミャスコフスキーの作品
昨日はおせちなどを食べながら、日本酒を飲む。
天明純米おりがらみ本生中取り零号と
翠露「備前雄町」純米吟醸中汲み生酒なのだが、
やはり、翠露の方が自分にとってはうまい。
といっているうちに十分酔ってしまった。
昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのはミャスコフスキーの悲劇的序曲ハ短調作品76。
ソヴィエト軍誕生30周年を祝い献呈された作品で、
1947年に作曲された管弦楽曲である。
聴いたCDはエフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
ロシア国立交響楽団の演奏によるもの。

金管楽器によるゆったりとしたコラール風の音楽に始まり、
木管楽器がそれに加わり、ティンパニが鈍く響き、弦楽器が入る。
そして木管楽器により牧歌的な旋律が奏でられ、金管楽器も加わる。
この前奏部分が終わると弦楽器により悲劇的な感じの主題が奏される。
そして続いて行進曲風のリズムに乗って少し暗い感じの二つ目の主題が現れ、
金管楽器も加わる中、徐々に明るさを持ち、盛り上がりをみせる。
そのあと再び冒頭のコラール風の音楽が金管楽器によって奏され、
二つ目の主題が変形され、しばらく展開が続いていく。
そして悲劇的な最初の主題も絡んでいくのだが、
この辺りの展開の部分はチャイコフスキーを思わせたりもする。
最後は金管楽器中心に盛り上がり、華やかな感じで終わる。
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