昨日は武蔵小杉から渋谷まで歩きました。
多摩川を渡ってからは少しだけコースをいつもと変え、
自由通りを歩き、奥沢駅を越え、自由が丘駅の線路を越え、
まっすぐ北上し、246号線まで歩き、そこから渋谷方面に向って歩く。
所要時間はほぼ2時間30分というところで、着いた時には5時になっていた。
途中聴いたのはミャスコフスキーの交響曲第16番ホ長調作品39。
航空交響曲とも呼ばれるこの作品は、1935年から1936年にかけて作曲された。
マキシム・ゴーリキー号という1930年代に活躍した航空機が、
1935年に事故を起こし、党幹部の45名が亡くなるという墜落事故に着想を得たらしい。
初演は1936年10月24日モスクワでオイゲン・シェンカールの指揮で行われたようだ。
聴いたCDはエフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
ロシア国立交響楽団の演奏によるもので、
第一楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、金管楽器が鳴り響き華やかに始まる。
その第一主題は勇ましく空を舞う飛行機をあらわしているのだろうか。
第二主題は対照的に悲しげ感じで、叙情的な旋律である。
展開部は第一主題の変形から始まって、第二主題も変形される。
最後は第一主題をもとに華々しい中で力強く終わる。
第二楽章アンダンティーノ・エ・シンプリースは、叙情的な楽章。
弦楽器を中心にその墜落事故を悼むように感傷的な旋律が舞踏風に奏でられる。
中間部のオーボエから始まり、フルートなど木管楽器が活躍する部分は明るく対照的である。
再び冒頭の旋律が弦楽器中心に奏でられ、静かに終わる。
第三楽章ソステヌート-アンダンテ・マルチアーレ・マ・ソステヌートは、
低音の金管楽器が鳴り響いて始まる重々しい旋律で始まる。
弦楽器と木管楽器も加わり、葬送行進曲風である。
途中盛り上がりと静まった感じを繰り返し、最後盛り上がったあと静まり、
ティンパニが鈍く響き、金管楽器が弱く吹奏して終わる。
第四楽章テンポ・プレチェデンテは、弦楽器がせわしい感じの動きをみせ、
木管楽器が奏したあと、金管楽器がゆったりとした旋律を奏でていく。
そのあと弦楽器が旋律を奏で、木管楽器が絡んでいく。
木管楽器から始まり、弦楽器が歌曲風の旋律を奏でていく。
この楽章の旋律は自作の歌曲『飛行機は飛んでいる』から採っているらしい。
行進曲風のテンポの中、勇ましい感じで旋律が様々な楽器により奏でられていく。
それまでの楽章にみられた旋律も登場し、それと絡みながら曲は進行していく。
終わりの方では金管楽器を中心に徐々に盛り上がり、
何度か一撃のようなトッティが繰り返され、最後は静かに終わる。
多摩川を渡ってからは少しだけコースをいつもと変え、
自由通りを歩き、奥沢駅を越え、自由が丘駅の線路を越え、
まっすぐ北上し、246号線まで歩き、そこから渋谷方面に向って歩く。
所要時間はほぼ2時間30分というところで、着いた時には5時になっていた。
途中聴いたのはミャスコフスキーの交響曲第16番ホ長調作品39。
航空交響曲とも呼ばれるこの作品は、1935年から1936年にかけて作曲された。
マキシム・ゴーリキー号という1930年代に活躍した航空機が、
1935年に事故を起こし、党幹部の45名が亡くなるという墜落事故に着想を得たらしい。
初演は1936年10月24日モスクワでオイゲン・シェンカールの指揮で行われたようだ。
聴いたCDはエフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
ロシア国立交響楽団の演奏によるもので、
第一楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、金管楽器が鳴り響き華やかに始まる。
その第一主題は勇ましく空を舞う飛行機をあらわしているのだろうか。
第二主題は対照的に悲しげ感じで、叙情的な旋律である。
展開部は第一主題の変形から始まって、第二主題も変形される。
最後は第一主題をもとに華々しい中で力強く終わる。
第二楽章アンダンティーノ・エ・シンプリースは、叙情的な楽章。
弦楽器を中心にその墜落事故を悼むように感傷的な旋律が舞踏風に奏でられる。
中間部のオーボエから始まり、フルートなど木管楽器が活躍する部分は明るく対照的である。
再び冒頭の旋律が弦楽器中心に奏でられ、静かに終わる。
第三楽章ソステヌート-アンダンテ・マルチアーレ・マ・ソステヌートは、
低音の金管楽器が鳴り響いて始まる重々しい旋律で始まる。
弦楽器と木管楽器も加わり、葬送行進曲風である。
途中盛り上がりと静まった感じを繰り返し、最後盛り上がったあと静まり、
ティンパニが鈍く響き、金管楽器が弱く吹奏して終わる。
第四楽章テンポ・プレチェデンテは、弦楽器がせわしい感じの動きをみせ、
木管楽器が奏したあと、金管楽器がゆったりとした旋律を奏でていく。
そのあと弦楽器が旋律を奏で、木管楽器が絡んでいく。
木管楽器から始まり、弦楽器が歌曲風の旋律を奏でていく。
この楽章の旋律は自作の歌曲『飛行機は飛んでいる』から採っているらしい。
行進曲風のテンポの中、勇ましい感じで旋律が様々な楽器により奏でられていく。
それまでの楽章にみられた旋律も登場し、それと絡みながら曲は進行していく。
終わりの方では金管楽器を中心に徐々に盛り上がり、
何度か一撃のようなトッティが繰り返され、最後は静かに終わる。