夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

自作の皿  紅葉文様俎板皿

2011-05-11 06:04:23 | 陶磁器
前にも投稿したように、今年の2月の最初に自宅の2階のトイレの水道管がパンク・・・誰もいないため隣の方が発見。

階段から滝のごとく水が流れていたらしい。応急処置にて天井をはがし、畳をめくり、ストーブを焚いて乾燥させましたが・・。水道代が3万円
でも水道代金は届けしたら戻ってきました。隣の方が除雪車がたまたま来たので家の前の雪をどかせるために着てくれたので気がついたそうです。これが、気がつかなかったら全壊





幸い1階の茶室はそれほど被害はなく大丈夫そう。「雨漏りの跡も味があっていいな~」と友人に言ったら、「それはないだろう」と一蹴されました。

ボイラーもいかれたので直そうとということになり、「一人なら追い炊きはいらないだろう」と友人が言うので「それはないだろう」とフルオートに決定




今回の帰省で初めて見ました・・ま~たいしたこたはない。
倒産での家の没収、台風での破損など経験しているので、たいていのことでは驚かない・・でも少しはショック

仕事の都合で転勤で、この家には過ごしたのは合計でも一月もない・・ほとんど借家住まいですが、愛着があります。



隣の人や空き家の管理の人、友人が面倒見てくれていましたので、あとは改修のみ・・これも保険を掛けていたので出費もなんとか最小限に抑えられそうです。

私は運がいいらしい・・大金は入らないが困ったときには何とかなっている。干支が蛇の人はそうらしい??

電気も水道もまだ来ていない中で、片付いていない棚を整理していたら、桐箱からこんなものがでてきました。

なかなかいいではないですか・・我ながら感嘆。

二枚の大き目の皿のコントラストを狙っている・・ま~単純な狙いだけど面白い。





この皿の技法は、素人ですからたいした技法でありません。

落ちていた楓の葉を皿に置いて上から鉄釉と呉須とを適度に吹きつけ、その後上から釉薬のかからないように蝋を塗って釉薬を掛ける。残念ながら一枚のほうは窯傷ができたので補修しています。まだ下手なのでもう一度直す必要がありそうです。

ただ、考えて準備した技法ではありません。皿を作って何にしようかと考えたら工房の庭に楓の葉があり、咄嗟に考えて焼いた作品です。きっともう一度同じものを作ったら、狙いがみえみえでつまらないものになりそうな気がします。





夕昏の薄闇で片付いていないし、電気も水も出ない家で腕を組んでほくそ笑んで皿を眺めている私は変人?? 

そういえば前にも恥ずかしげもなく自作の皿いくつか投稿してました。


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