智恵子は東京に空は無いといふ。
本当の空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、切っても切れない
昔なじみのきれいな空だ。
~中略~
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。
「智恵子抄~あどけない話~」
四半世紀以上も前の詩集ですね♪
さてさて、今日は父とのデートの日♪
日本橋界隈を、父が通った中学校を探し求めて歩き回りました♪
何しろ70年も前のお話。
勿論、見つけることは出来ませんでしたが・・・♪
ところで、今・・・
この首都高を移動させ、日本橋に青い空を取り戻そう!
と言う運動があるそうです♪
大学の土木科に通う娘から聞きました♪
でも・・・
「今更もう・・・絶対無理だと思う」
とも。
確かに私もそんな気がします。
そして、これからの日本・・・一体どうなっていくのかしら・・・?
とも。
ただ・・・
いっつも東京でのデート中に、ずっと父が発する言葉があります♪
「日本は素晴らしいですよ!ほんとに素晴らしいと思いますよ!」
戦後の焼け野原から、ここまで復興したことに感動してのこと♪
そのたびに・・・
私の気持ちも・・・ちょっぴり明るくなるんです♪