peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

JR仙台駅西口のモチノキ(黐の木) 2016年12月10日(土)

2016年12月10日 | 植物図鑑

2016年12月10日(土)、仙台市は雪がぱらつく寒い一日でした。JR仙台駅西口2階出入口に近い場所の植え込みに植栽されているモチノキ(黐の木)と思われる樹木が、球形の果実を沢山付けていました。これから寒さが募るごとに朱橙色に色づいて行くことでしょう。 

モチノキ( の木)モチノキ科 モチノキ属 Ilex inntegra

海岸に近い山地に生え、大きいものは高さ25mになる常緑高木。葉は互生し、長さ4~9㎝の倒卵状楕円形で革質。4月頃、葉腋に黄緑色の小さな花を密につける。雌雄別株。花弁と萼片は4個で、雄花には雄しべが4個。雌花には雌しべ1個と退化した小さな雄しべが4個ある。果実直径約1㎝の球形で赤く熟し、鳥がよく食べる。樹皮から染料や鳥もちをつくる。用途:庭木。分布:本州(宮城・山形県以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮南部、中国、台湾。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]


JR仙台駅西口のモッコク(木斛) 2016年12月10日(土)

2016年12月10日 | 植物図鑑

2016年12月10日(土)、仙台市は雪がぱらつく寒い一日でした。JR仙台駅西口2階出入口に近い場所の植え込みに植栽されているモッコク(木斛)と思われる樹木が、熟して赤い種子を出している果実を沢山付けていました。

 モッコク(木斛)ツバキ科 モッコク属 Ternstroemia gymnanthera

海岸に近い山地に生え、高さ10~15mになる常緑高木。材はかたくて緻密。樹皮は帯黒褐灰色で滑らか。は長さ3~7㎝の狭倒卵形で、厚くて光沢がある。6~7月、葉腋に直径1.5㎝の白い花を下向きに開く。花弁は5個。雄しべは多数。果実長さ1.5㎝のほぼ球形で、熟すと厚い果皮が裂けて赤い種子を出す。用途:庭木、公園樹、器具材。分布:本州(千葉県以西)、四国、九州、沖縄、アジア東南部。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木]