peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町「松川台住宅」のカナメモチ(要黐) 2016年12月9日(金)

2016年12月17日 | 植物図鑑

2016年12月9日(金)、一関市東山町松川字台にある「一関市営松川住宅」に居住する知人を訪ねました。妻が知人と話をしている間、近くを散策しました。カナメモチ(要黐)赤く熟した直径5㎜ぐらいの球形の果実をつけていました。

 カナメモチ(要黐)バラ科 カナメモチ属 Photinia glabra

別名:アカメモチ(赤芽黐)。山地や丘陵に生え、高さ10mになるものもある常緑小高木。葉は互生し、長さ6~10㎝の長楕円形または倒卵状楕円形で先は尖り、基部はくさび形。縁には細かい鋸歯がある。革質で表面は光沢がある。若葉は紅色を帯びて美しい。葉柄は1~1.5㎝。5~6月、直径10㎝ほどの花序に直径約1㎝の小さな白い花が多数咲く。花弁は5個あり、倒卵形で白い毛がある。雄しべは約20個。花柱は2個。萼片は5個で三角形。果実直径5㎜くらいの楕円状球形で赤く熟し、先端に萼片が黒紫色になって残る。用途:庭木。分布:本州(東海地方以西)。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]