peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町「唐梅館公園」のカリフォルニアポピー 2019年5月31日(火)

2019年06月19日 | 植物図鑑

2019年5月31日(火)、一関市東山町「唐梅館公園」の「花ゆうえん」に植栽されているカリフォルニアポピー(ハナビシソウ=花菱草)が、白い花を沢山咲かせていました。花色はほかに黄、淡赤、橙赤などがあるそうです。

 ハナビシソウ(花菱草) ケシ科             Eschscholtzia californica

一年草または短命の多年草。別名:カリフォルニアポピー、キンエイカ(金英花)。

 乾燥に強く日当たりを好み、原野に群生が見られるアメリカカリフォルニア州では州花として保護する。草丈30~60㎝でよく枝分かれし、花径5~8㎝の花は日中に開き、夕方には閉じる。花期4~6月。花色黄、淡紅、橙赤と揃うが、代表的な園芸品種鮮やかな橙色大輪咲きの’オーランチアカ’。また半八重咲き品種も作出されている。主に花壇に使われるが、切り花にも。[講談社発行「野の花・街の花」より]



一関市東山町「唐梅館公園」のクレマチス 2019年5月31日(火)

2019年06月19日 | 植物図鑑

2019年5月31日(火)、一関市東山町「唐梅館公園」「花ゆうえん」の長い滑り台の傍に植栽されているクレマチスが、花を沢山咲かせていました。

 クレマチス キンポウゲ科 クレマチス(センニンソウ)属 Clematis spp.

常緑または落葉つる植物。別名:テッセン(鉄線)。「クレマチス」とは、この仲間(センニンソウ属)の名だが、一般にはカザグルマ(風車)、テッセン(鉄線)などを交配して作られた園芸品種群を指す。日本ではテッセンを総称とすることもあり、桃山時代以後の絵画、織物や蒔絵の模様、図案に多く見られ、愛好されていたことが窺える。

 巻きひげによって他の植物などに絡んで茎が伸びる草本性や木本性のつる植物で、5~10月に大きな花をつける。花びらのように見えるものは萼片で、ふつうは6~8枚だが、4枚、5枚、八重咲きのものもある。花径は6~30㎝と品種によって異なる。花色も多彩で、紫、白、桃、赤、黄、これらの複色など。垣根に絡ませたり、鉢植え、切り花にも利用される。

原種の一つであるカザグルマは本州から九州の山地に生え、茎は細く褐色でよく伸びる。花は直径10~15㎝で枝先に1個ずつ付き、萼片は8枚で、淡紫か白。花期は5~6月。テッセンは中国原産で、花径は約6㎝、萼片は6枚。淡紫色か黄白色。花期は5~6月。このほか、クレマチス・モンタナなど姿が著しく異なるものも栽培される。[講談社発行「野の花。街の花」より]