© 毎日新聞 提供 収穫がピークを迎えている完熟キンカン「たまたま」=宮崎県美郷町西郷地区で2022年1月22日午後1時13分、重春次男撮影
2022年1月26日(水)発行の「毎日新聞」に”キンカン「たまたま」収穫最盛期 完熟した大玉で甘みが強く 宮崎”という見出しの記事が掲載されています。
"キンカンの生産量が全国1位の宮崎県で、特産ブランド「たまたま」の収穫が最盛期を迎えた。主要産地の同県美郷町西郷地区では農業用ハウスで完熟した直径3センチ前後の大玉が枝もたわわに実り、3月中旬まで収穫を続ける。
「たまたま」として出荷できるキンカンは直径2・8センチ、糖度16度以上で、色や外観が優れているのが条件。大ぶりで甘みが強く、皮ごと食べられる。今月上旬から収穫が始まり、13日に県内で一斉に販売が解禁された。
美郷町は日照時間が長く、「町さいごう完熟金柑部会」に所属する農家約30戸が約9ヘクタールで栽培。県内や関東、関西の市場向けに、今季は例年並みの計200トンの出荷を見込む。
町内で家族と約60アールで栽培する高浦紘規さん(41)は「ビタミンCもたっぷり。食べて新型コロナウイルス禍も乗り越えてほしい」と話した。日向市のJA日向直売所・八菜館やオンラインショップなどでも販売している。【重春次男】"