(下)霜に当たったためか、果実が真っ黒になっているものもありました。
2013年11月6日(水)、県道49号(栗駒衣川)線沿いにある奥州市衣川区上衣川字上衣川の衣川2号(川内)ダムの所に行きました。河畔に生えていたイイギリ(飯桐)が、真っ赤に熟した果実を沢山付けていました。それらの中に霜が当たったためか真っ黒になっている果実ものもありました。
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0251 [衣川2号ダム(岩手県):ダム便覧]
http://metalwings05.fc2web.com/dam/03_iwate/kawauchi/index.html [川内ダム]
イイギリ(飯桐) イイギリ科 イイギリ属 Idesia polycarpa
和名は、葉が大きく、昔は飯を包むのに利用したのでこの名があるという。山地に生える落葉高木で、高さは普通10~20mになり、太い枝を車軸(放射)状に広げる。樹皮は灰白色。葉は互生し、長さ10~20㎝の卵円形で、裏面は白っぽい。葉柄の先端には2個の腺体がある。
4~5月、枝先に長さ20~30㎝の円錐花序を出し、黄緑色の小さな花が垂れ下がって多数つく。雌雄別株。花弁はなく、萼片は5個で黄緑色。雄花は直径約1.5㎝ほどで多数の雄しべが目立つ。雌花は直径約8㎜。果実は直径8~10㎜の球形の液果で真っ赤に熟し、ブドウの房のように多数集まってつき、葉が落ちた後もしばらく残っているので良く目立つ。用途:庭木、公園・街路樹、器具材、下駄。分布:本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑・春の花」、同「同・秋の花」より]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA [イイギリ(Wikipedia)]
http://www.jugemusha.com/jumoku-zz-iigiri.htm [イイギリ:樹木図鑑]
http://www.hana300.com/iigiri.html [イイギリ/ナンテンギリ:季節の花300]
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