2012年8月19日(日)、の「サハラガラスパーク」(厳美町字滝ノ上263-1)に行きました。ここの駐車場に近い道路沿いに植えられているヨモギギク(蓬菊)/タンジーが、舌状花のない黄色い花を沢山咲かせていました。
http://www.jalan.net/kankou/030000/031100/spt_guide000000152158/ [サハラガラスパーク(観光ガイド)]
http://www.sahara-g.co.jp/park/newcafe1.htm [サハラガラスパーク(公式ホームページ):ガーデンテラス]
キク科 タナセツム属 Tanacetum:コーカサス、西南アジア、バルカン半島に分布する耐寒性の多年草で、欧米では野生化している。従来マトリカリア属Matricariaとされていた。
ヨモギギク(蓬菊) キク科 タナセツム属 Tanacetum vulgare
ヨーロッパ及びシベリア原産の耐寒性多年草。日本には明治10年代には渡来していた。英名:タンジーtansyは不滅を意味するathanasieからきている。全草に樟脳に似た強い香りがあり、衣類の虫除けにハーブとしても使われる。地下茎を伸ばし、地上茎は草丈70㎝ほどで上部で分枝する。葉は羽状深裂し、茎の先端に頭花の径5~10mmの花を多数つける。舌状花がなく中心花の黄色のみ。舌状花のないヨモギ(蓬)に似ているのでこの和名がある。花は、乾燥しても色が褪せないので、ドライフラワーに利用するほか、夏の花壇材料としても重宝する。別名:ゴールデンボタン。
北海道にはその変種のエゾヨモギギク(蝦夷蓬菊)var.borealeがある。株全体が無毛で、キクに似た芳香がある。薬用(駆虫剤)にするが、観賞用にも植えられている。
花期:7~9月。栽培:半日陰でも育つが、日当たりのよい場所を好む植物なので、茎が倒れやすくなるので、水はけのよい日なたで育てる。地下茎が伸びて大株になるため、茂り過ぎたときは株分けをし、不要な株は処分する。鉢植えは、水切れに注意する。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E8%A5%E2%A5%AE%A5%AE%A5%AF [peaの植物図鑑:一関市東山町「唐梅館公園」のタンジー/ヨモギギク]
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