peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

束稲山のオヤマボクチ(雄山火口)

2010年10月01日 | 植物図鑑

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2010年9月26日(日)、一関市東山町、奥州市前沢区、西磐井郡平泉町にまたがる山束稲山(標高596m)に行きました。頂上まで200mほどの山道のすぐ傍に生えていたオヤマボクチ(雄山火口)が花を咲かせていました。

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オヤマボクチ(雄山火口) キク科 ヤマボクチ属 Synurus pungens

山地の日当たりのよい草原に生える多年草。高さは1~1.5m。茎の下部の葉は長さ15~35㎝のほぼ卵形で基部はハート形。ゴボウ(牛蒡)の葉に似ている。9~10月、枝先に直径4~5㎝の頭花を下向きにつける。暗紫色の花の集まりをクモ毛の多い総苞が包んでいる。火口の名の起こりは、葉の裏面に密生している綿毛を集めて、火口(ぼくち)に利用したことによる。また全体にいかつい感じがするということから、雄をつけたものらしい。分布:北海道、本州(岐阜県以北)、四国。

ヤマボクチ属には、本州(福島県以西~九州)に自生するハバヤマボクチ(葉場山火口)S.excelsusや本州(愛知県以西)、四国、九州に自生するヤマボクチ(山火口)S.pungensがある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の野草」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/651cd6ad95a613de84501440cbc89547[peaの植物図鑑:奥州市衣川区のオヤマボクチ(雄山火口)]


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