千厩野草会のシラネアオイ(白根葵) 2009年5月4日
2009年5月4日(月)、一関市千厩野草会(会長 金野昌敏)の
春の山野草展に行ってきました。千厩野草会から
5/3(日)~5日(火)千厩ショッピングモール「エスピア」で
開催する旨の「ご案内」が届いていたからです。
会場内には東山町長坂にある名勝・げいび渓の箱庭が
作られていて人目をひいていました。(下記)
シラネアオイ(白根葵)シラネアオイ科 シラネアオイ属
Glaucidium palmatum
北海道と本州中部地方以北の、主として日本海側の
多雪地に多い多年草。1属1種の日本特産種とのこと。
高さは花の頃は15~20㎝ぐらいだが、花が終わると
60㎝ぐらいに伸びる。その頃は周りの丈の高い草の陰
に隠れてしまうことが多い。
根茎は肥厚して横に這う。茎にはふつう葉が3枚つく。
下の2枚は長さも幅も20㎝ほどで、掌状に中程まで7~
11裂する。縁には鋭い鋸歯がある。茎葉には柄があり、
茎の裂片の先端は鋭く尖り、表面の葉脈は窪み、両面
とも毛がある。上部の葉は小さい。
花期は5~8月。茎の先に直径7~10㎝ほどもある大き
な花を1個つける。花びらのように見えるのは萼片で、
4枚ある。萼片は広卵形で淡紅紫色または白色をしてい
る。花弁はない。
花の中には多数の雄しべと2個の雌しべがある。2個の
雌しべは下部でくっついており、これが実ると、方形
をした袋状の果実が内側で合着した形になる。この果実
の中には翼のある倒卵形の種子が入っている。種子は翼
を含めて長さ1㎝ほど。
和名は日光の白根山に多く、花がタイアオイの花に
似ていることによる。
分布:北海道、本州(中部地方以北)
2009年5月4日(月)、一関市千厩野草会(会長 金野昌敏)の
春の山野草展に行ってきました。千厩野草会から
5/3(日)~5日(火)千厩ショッピングモール「エスピア」で
開催する旨の「ご案内」が届いていたからです。
会場内には東山町長坂にある名勝・げいび渓の箱庭が
作られていて人目をひいていました。(下記)
シラネアオイ(白根葵)シラネアオイ科 シラネアオイ属
Glaucidium palmatum
北海道と本州中部地方以北の、主として日本海側の
多雪地に多い多年草。1属1種の日本特産種とのこと。
高さは花の頃は15~20㎝ぐらいだが、花が終わると
60㎝ぐらいに伸びる。その頃は周りの丈の高い草の陰
に隠れてしまうことが多い。
根茎は肥厚して横に這う。茎にはふつう葉が3枚つく。
下の2枚は長さも幅も20㎝ほどで、掌状に中程まで7~
11裂する。縁には鋭い鋸歯がある。茎葉には柄があり、
茎の裂片の先端は鋭く尖り、表面の葉脈は窪み、両面
とも毛がある。上部の葉は小さい。
花期は5~8月。茎の先に直径7~10㎝ほどもある大き
な花を1個つける。花びらのように見えるのは萼片で、
4枚ある。萼片は広卵形で淡紅紫色または白色をしてい
る。花弁はない。
花の中には多数の雄しべと2個の雌しべがある。2個の
雌しべは下部でくっついており、これが実ると、方形
をした袋状の果実が内側で合着した形になる。この果実
の中には翼のある倒卵形の種子が入っている。種子は翼
を含めて長さ1㎝ほど。
和名は日光の白根山に多く、花がタイアオイの花に
似ていることによる。
分布:北海道、本州(中部地方以北)
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