peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

カキドオシ(垣通し)

2008年04月25日 | Weblog
北上市展勝地公園のカキドオシ(垣通し)
 2008年4月22日





2008年4月22日(火)、北上市立花の「北上展勝地さくらまつり」に
行ったとき、桜並木を少しはずれて歩いてみたら、広い原野があり、
ツクシ(土筆)やナズナ(ペンペングサ)、カキドオシ(垣通し)な
どが沢山広がっていました。






奥州市衣川区白鳥城址のカキドオシ(垣通し)
 2006年4月23日





2006年4/23(日)、名所旧跡や埋蔵文化財が大好き人間のお供をして、
奥州市前沢区(旧・前沢町)にある白鳥城址に行ってきました。この
城址は北上川に架かる箱石橋の近くにあり、これから本格的な発掘が
おこなわれるようです。
城址には「オオイヌノフグリ」や「エゾエンゴサク」「ワサビ」「カ
キドオシ」などの花が真っ盛りでした。また、「ウバユリ」の群落もあ
りました。





カキトオシ(垣通し)シソ科 カキトオシ属
 Glechoma hederacea var.grandis
野原や林縁、畑のまわり、道ばたなどに生えている多年草。茎は花が
開花する頃には高さ5~25cmほどになり、開花最盛期までは直立してい
るが、花が終わる頃には横たわり、節から根を出しながら蔓のように這
って長く伸び、夏には1mあまりにもなる。
和名もこの蔓が垣根を通り抜けて延びて行くことからつけられたという。
茎や葉をもむと特有の匂いがする。

葉は対生し、幅2~3cmの腎臓状の円形で、長い柄があり、縁には鈍い鋸
歯がある。4~5月、葉のつけ根に淡紅紫色の唇形花を1~3個ずつつける。
花は長さ1.5~2.5cmで、下唇には濃紫色の斑点がある。

民間薬として利用され、夜泣きやひきつけなど、幼児の疳の虫をとるの
に使われたことから「カントリソウ(疳取草)」とも呼ばれる。
分布:北海道~九州

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