ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

品川のキャノンサロンへいった

2012-07-08 15:08:39 | 日記・エッセイ・コラム

ナショナル ジオグラフィック写真展:「50グレイテスト フォトグラフ」を品川のキャノンへ見に行った。
50点の自然や人&動物の営みは見事だった。
001_s
品川駅からキャノンのブースへは、回廊でつながっているのだが遠い。
駅前が巨大なのだ。
大久保界隈のごみごみさとは大違い。
同じキャノンのブースの中で、下の写真展会場では日本全国過去から最近までの、路面電車の写真が展示されていた。
これも見事だった!
120707s3
最近の写真展はプリントじゃなく、プリンターで出力しています。
プリンターの精度が良くなって、展示プリントの出来映えが、プリンターで出力したものがプリントをはるかにこえています。
写真は趣味の要素もあるので、プリントは残っていくけど、これからの主流はプリンターでしょう。
フィルムとデジタルの関係と一緒だと思う。

120707s1
ナショナルジオグラフィック展は、一点一点が驚異の視点を感じられるものです。
どうやって撮ったのか、よくその場面に遭遇したなー、など感嘆することばかり。
反対に、諸河久「電車道」は路面電車を芸術として何か表現しようと言う意図じゃなく、淡々と路面電車がある風景をいとおしむように記録している。
私には、この「電車道」の方が感情移入できた。
昔々、、、こんなのが走っていたな~~~記憶の彼方の出来事をよみがえらせてくれます。
北から南まで、北海道の旭川や函館などの路面電車、、、1960年代の懐かしい(と言っても本当は知らないのだが)風景から、静岡、東京、新潟,金沢、京都、尾道,広島、長崎、鹿児島、、、、全国あらゆるところの路面電車を1960年代から撮影していた。
実に、、、17歳あたりから撮影しているので、実家がそんな家業の方じゃなきゃ難しいのでは、、、と思えるぐらい。
そんな17歳の頃は、学校生活ばかりが普通でしょ、、、。

ナショナルジオグラフィック展よりこちらの方に共感を覚えたのは、、、不思議ですね。

120707s2
そのご有楽町へ山手線で、フォーラムで開かれていた宮城写真展へ。
七夕に復興の祈りを込め「みやぎの思い出写真展」が東京フォーラムで開かれているのを知ったから駆けつけた。
*****
株式会社国民みらい出版(Japannation Pnblishing Co.,Ltd.,東京都千代田区)は、東京国際フォーラム7Fラウンジで「みやぎの思い出写真展」を7月7日(七夕)から三日間開催している(入場無料)。同展は、昨年3月に東日本を襲った大地震前に撮影された宮城県内の美しい風景写真に、全国から寄せられた俳句・短歌を載せて写真パネルにして展示するイベント。宮城県の美しい想い出の風景を、俳句や短歌と共に鑑賞していただく。会場には写真提供に全面的にご協力頂いた宮城の思い出写真集『海と風と町と』(南北社刊)と、イベント主催の同社が昨年9月に刊行した被災者応援メッセージ集『復興の祈り』を販売する他、宮城県のご当地グルメ「牛タンシチュー」や「鯨の大和煮」など名産品を集めたミニ物産展を併設し、売上げの一部を宮城県に寄付する。
*****
今は津波でなくなった宮城の風景です。復興するにしても同じにはなりません。インフラも生活も激変して復興するのでしょう。いずれ自然の風景は戻ります。だけど生活、人の営みの形は変わるでしょう。
何百年と続いて作り上げた人の歴史が変わるのです。001b_s
宮城県は津波の影響が大きかったが、福島のように原発事故の影響は少ない。
http://www.japannation.jp/event/0707/index.html
それで宮城や岩手は復興の歩みは遅いけど、希望はある。
福島の今回の災害は、たった一基の原発で県がなくなったに近い。
敦賀湾の原発密集地は、、、対策を立てなきゃ、西日本全部が吹き飛ぶくらいの災害になりますよ~~~。
今の政権は、今しか見ていない。
絶対にないと言っていた原発事故があったのだから、目をつぶらないで対策を考え実行してくれ。

今日は山手線に乗って、あまり行かないところを見て、いろいろ感嘆したことばかり。東京駅の八重洲口や駅中の変貌にはビックリ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする