四国にしては珍しい雪景色が見れました。
正月の懐石料理が食べたくて、箸蔵寺に無理を言って泊めてもらいました。
宿坊というか、本堂脇の大広間だった。
大晦日から正月元旦に、何組か常連さんが泊まっていた。
東京からだというと、恐縮して考えさせてくださいと、、、最初は断られた。
箸蔵寺の精進料理について書かれた書物があったので、ぜひにと考えていたもの。
東京からだと遠いので、めったなことでは行けません。それが、大晦日の夜半から雪になり、願ってもなかったロケーションになった。
お寺は山の上にあるので、参拝客用にロープウエイがかかっている。
大晦日の遅い時間に到着したら、わざわざロープウエイを動かしていただいた。遠来の客のため住職さん自らロープウエイ会社に掛け合ってくれたのだ、、、。
正月のおせち料理は、おいしゅうございました。
元旦の日も上がらないうちから、雪も降って底冷えする大講堂でお勤めをしました。
そりゃ、前日のもてなしがあったから、寒いとは言っていられません。
真っ暗な講堂に正座して元旦早々のお勤めでした。
大晦日の除夜の鐘の後、雪の中を参拝客が続々と訪れていて、お寺の坊さんたちも大忙しだった。
講堂に泊まっていた私たちのわきの廊下を足音高く歩き回る音が夜半過ぎまで続いていた。
お寺では、お坊さんたちは足音をわざわざ大きくして歩くんですね。
忍び足じゃありません。
足音をわざわざ立てるように歩いていました。
面白い風習です。
ある年のNHK(行く年くる年)で大々的に取り上げられました。
きっと、それから参拝客が増えたことと思います!
場所:徳島県の箸蔵寺境内
カメラ:オリンパス・ミュー・ミニ(300万画素)
露出:オート