紫陽花が満開になったころ、通りがかりの人が紫陽花の花を折っていくことがあった。
花が欲しいのではなく、枝の根元から踏んづけたり、手で折っていくだけなのだ。
紫陽花の花が欲しい人は、たいてい事務所に声をかけてくれます。
そんな意味のないことをする人は、なにか社会に気に食わないことがあるのでしょう。
なにかの腹いせに弱い植物に当たっているのだろう。
そこで、秋葉原で防犯カメラを買ってきて、駐車場の4ヶ所に設置しました。
1台500万画素の高性能なカメラです。
配線はお手のものなので、コンクリートの柱に固定しました。
500万画素カメラ4台と録画機(7日分記録できる)で10万円を超えたが、昔にくらべたら高性能になり安くなったものです。
じゃーん
日中だとカラーできれいに写っています。
駐車場の4方向から写しているので、どこにいても顔を正面から写せるようにしました。
むろん切り替えで1画面になります。
映像の27インチ・モニターで、仕事用の精度の高いもので見ています。
夜になり暗くてカラーで写せなくなると、自動的に赤外線が点灯して白黒画像で記録します。赤外線の白黒映像でも顔はよくわかります。自動車のナンバーだってばっちりです。
設置して1ヶ月もたたないうちに、紫陽花を折る犯人は見つかりましたが、犯罪としては微々たることなので不問にしています。
そのうちに、新宿警察の刑事さんがいらして、画像データーをくださいと言ってきた。
近くで凶悪犯罪があって犯人がこちらの方角に逃げた可能性がある、、、と言うことだった。
4つのカメラのデーターを持っていかれました。
近隣の犯罪予防はできないけど、犯人の足取り確認ぐらいはできるようです。
目につくようにカメラを設置したので防犯にもなることでしょう。
まーーー近所に犯罪者が住んでいると考えると、気分が良いものじゃないですが。
都会ですからしかたないかな。
じつは防犯カメラの設置は初めてじゃありません。
以前の防犯カメラはVHSで録画されていて、画素数は30万画素程度と質が低かった。
それから年数がたち、自然消滅のような形で撤去した。
ただ、犯罪者が近所にいるとの捜索や何やらで、警視庁や他県の警察の方達から、カメラの設置を頼まれたり、捜査のため通りを見張らせてくれとカーテンの内側から張り込みをしたり、いやはや新宿は犯罪が多い、いや犯罪者が隠れている町というのか、、、。
捜査に協力して効果があったのか犯人を検挙しましたと、、、刑事さんが嬉しそうに挨拶に来られたことは何度もあった。
ピンポイントでカメラを設置して、あるマンションの一室を撮影していたり、、、全国とは言わないがいろんな県警がいらしています。
今回設置したカメラは駐車場と植木のあたりの監視で、通りを監視するためじゃありません。
でも、これから色々データーを見にくる刑事さんはいるでしょう。