ボルベール、監督はペドロで主演女優はペネロペ、スペイン映画です。
人の描き方、人生の複雑さ、何が素晴らしいのかが、特筆される映画です。ペドロ描く映画はたくましい女性が出てくる。拍手かっさいものです。
ボルベール公式映画サイトはこちら
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http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/index3.php?number=1991
映画の常なのだが、このストーリのも殺人があるのだが、殺人という事象にとらわれない清さがある。
理由づけや葛藤を描いたら、湿っぽいグズグズとしたストーリーになるところを、スペインの空気なのか、生きる前進力なのか、今から生きていくことのみに、ストーリーの焦点をあてている。それがなんとも小気味いい。
女性の気持ち描くのがうまい。
この映画をみると、なんと男ははしたない生き物かと思ってしまう。
ハリウッド映画より、私の中で、今いちばんいいのは、このあたりの映画ですね。
上映館が少ないのが残念ですが、ぜひご覧下さい。
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