椅子やバイクシートなどの張替えを10年ぐらい前からDIYで始めました。
難しいのはやりませんが、おおかたは簡単です。
必要なのはシートや椅子に貼る生地。
私は新宿岡田屋(総合服飾手芸材料専門店)へ買いに行きます。岡田屋は布からボタンや留め金など、ありとあらゆるパーツがあって、見るだけでも楽しい。
今回張り替えた椅子は小ぶりなメイク椅子と呼ばれるもの。足乗せがついていましたが外しています。高さが変えられて座り心地が良い。業務用のようなので良いお値段がします。
生地が傷んだだけで買い替えはもったいない。
私ら世代は「もったいない世代」とでも言いましょうか、、、。
生地が汚れてきたし座面に穴が開いてしまった。
経年劣化で生地が固くなってもろくなったのだと思う。
薄汚れが拭いても取れにくくなってきたし、穴が開いてはなんとかしなきゃなりません。
布(合成皮、あまり伸びるのは弱い)を岡田屋で購入。
岡田屋・新宿本店は近くに文化服装学園があることもあり、日本の服飾手芸の聖地となっています。
1400mm幅だと思うを1500mm頂いてきた。
5000円はしなかったでしょう。
あとは生地をピーンと張りタッカー(強力ホッチキス)があればできます。
椅子をとりあえずばらばらにします。
組み立てたんだから反対にやっていけばばらばらになるはず。
あんこを傷つけないように古い生地をはがします。
表裏とも薄くあんこが張り付けてあった。
椅子のあんこがヘたって弾力がなくなっていれば、あんこ(岡田屋に売っています)を取り換えるか追加します。
右にあるのがタッカーです。
ホッチキスより押さえやすく力をかけやすい。
タッカーの針(弾)はホッチキスより大きく、6mmや8mmなど高さが違うものがあります。
私はもっぱら6mmを使います。
6mmだとプラスチックにも打ち込めます。
8mmはプラスチックだと入りきらないことがあった。
椅子は木製だったので、生地を引っ張り気味にしてバチバチと止めていきます。
皮が伸びにくかったらドライヤーで温めると良い。
余った生地のあまり鋏でチョッキン。
目隠しの裏地を付けて完成。
裏地は共生地でも適当になんでもいい。
今回は前からついていたものを流用しました。
張り終わったものをくみ上げて完成。
うーーむ、実にかわいらしくなった!
バイクシートの張替えは
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c72c64bd01ac6dd53b7ccc701730c992
色や柄が変わると気分チェンジになります。
布地の椅子なども皮に変えることも簡単で、今ではしょっちゅう張り替えています。
家の椅子では一番高いモノがスワンチェアーでオーダーで作ってもらったので、一脚50万円しました。
この椅子は業務用(美容院)なので丈夫な作りで、座り心地も良くて気に入っています。お値段もそれなりにします。確か、床屋さんの椅子で全電動のモノは300万円以上だったと思います。
私も機会があればやってみます。
本棚や娘の自転車はプラモデルのように組み立てたことがありますが、DIYは未知の領域。
ちなみにPC接続は妻の担当です。