浅間山、黒斑山、ジェイバンドは何回も登っているが、ここを1周したことがなかったので、天気のよさそうな今日11月3日に行ってきた。
車は高峰高原ホテルにおいて仮眠、目が覚めたら日が上がっていた。
浅間山の外輪山にあたるジェイバンドから蛇骨岳、黒斑山はごつごつした尾根になっていて、見るからに外輪山の体をなしている。
標高は黒斑山が2450mぐらいで日の当たるところには雪はないが陰にはしっかり残っていた。
ただ今の雪は土で汚れているので滑りはしなかった。
浅間山のすそ野の平原と外輪山の標高差はけっこうある。
1周するには平原に下りなきゃいけないが、エラク急な道です。
雪がベッタリつく季節になったらアイゼンはマストでしょう。
外輪山標高2300mを超えるので吹く風は冷たい。
遠く八ヶ岳と富士山が遠望できました。
一番見晴らしがよいのはトミーの頭かな。
北アルプスから南アルプス、八ヶ岳、富士山までぐるりと展望があります。
山は9時を過ぎるとガスが上がってきて、視界が悪くなることが多いので朝イチが勝負です。
この写真はジェイバンドあたりから黒斑山方向を見る。
浅間山の外輪山なのでラウンドしている。
浅間山本体の近くにも外輪山(前掛山)があって、2重外輪山ということなんだろう。
今日は浅間山本体に登る人も多かった。
火口は大きく中はチラチラ赤い炎が見えます。
火山の亜硫酸ガスを吸ったら呼吸が止まりますので、本当に注意です。
私も火口をのぞいた事があったが、風向きが急に自分に向いてきたので、慌てて火口の淵から離れてしゃがみ込みました。
噴煙を吸うとひと呼吸だけでのどが焼けて死にそうになる。
真赤な火口をのぞける稀有な火山ですが、浅間山の噴火は予兆がないので、、、極めて危険です。
浅間山を近くで見るには午後のほうが光線状態はいいのだが、午前中の早い時間帯では快晴でも10時頃から浅間山にガスが上がってくることが多い。今日も朝イチでは逆光だが良く見えたが10時頃からガスが横切るようになった。
全行程で5時間だった。写真とビデオを撮りながらなので突っ走ったわけじゃありません。この季節なので水は1リットル持参したけど、ほとんど飲まなかった。寒さ対策は必要でしょう。手袋も必需品です。外輪山全体がごつごつした岩山(溶岩か)なので手をつくことが多い。高度恐怖症に人はやめたほうが良い。登りも下りも崖ばかりでエラク急です。
駐車場を借りたので戻ってきてホテルレストランで昼食を食べた。駐車料金は何かで払いたいでしょ。たしか温泉もあったと思うが、、、帰りを急いだ。温泉に入ってのんびりして軽井沢など寄ったら大渋滞にはまります。
2021年11月 浅間山外輪山1周②
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