著者は夢枕獏さん
実在の人物らしいとしか、私は知らない。以前、四国を旅していたときに、ウドン行脚であったのだが、偶然に安倍晴明を祭った神社に出会ったことがある。
四国は香川県の香南のあたりだったと思う。
冠櫻神社のとなりで安倍晴明を祭っていたと記憶しています。
地図のURLは
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=34/14/06.463&el=134/00/51.962&scl=25000&bid=Mlink
物語は、、平安時代の闇が闇として残っていた時代のはなしです。
その当時は石や草木にも霊があって、むろん人にも獣にも霊はあった。人も鬼も、もののけも同じ暗がりに、息を潜めて住んでいたらしい。
陰陽師は、星の相を観、人の相を観、方位を観て占い、人を呪い殺すこともできたという。
安部晴明は目に見えない運命とか、霊魂とか、鬼に深く通じていて、そのようなあやかしを支配できる技術を持っていた。
霊が霊としてあった時代は、楽しかったのではないかな。
その当時の陰陽師は太政大臣、左右の内大臣、大納言、中納言に次ぐ地位を朝廷内に持っていた。
陰陽師の主な仕事 は
①天文・気象の観測。
②時を計り、時刻の通知。
③暦の作成、占いや雨乞いなどの祈祷。
④天文に異変がある時、帝に報告。
⑤鬼や悪霊を鎮め個人や都を守る。
実は今でも、我々は西欧の実質的なものの考え方で、価値観もそうですが、ちょっと目を中東に向ければ、イスラムの違った世界に気づくはず。イスラムではコラーンが全て。イスラムの坊さんは、コラーンを皆に解釈して伝えるのが役目で、いわば伝道志という立場。陰陽師もそれに似た要素があるようですね。
面白く読みました。
おそらく、安倍晴明は人気があったようだから機転の利く輩だったんじゃないですか。
私はまだ行ってませんが、興味あります。
夢枕獏さんといえば「カエルの死」。こういうのが文学も有りなんだと中学生の頃センセーショナルでした。
安部晴明はいろいろ人気があったみたいな人物。科学者のハシリだったのかもしれませんね。
「カエルの死」はまだ読んでいないけど、夢枕さんは話を作るのが好きみたいで面白い。日常から飛躍しています。かといってSFじゃないし、独特ですね。
1500の記録を更新したのか、えらいなー。
ちなみに私は2年前の5:06がPBですが、今年は5:17ぐらいに落ちたから、、、。
もしかして4;37の間違いじゃない?でも、そりゃムリかー、、、。
10種競技だから、しかも58歳だったら、それくらいなのかもね。