音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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◆ブラームス《op.116 》はシューマンに

2009年11月27日 | ブラームス Johannes Brahms


ブラームス晩年・後期のピアノ作品
《幻想曲集》に、
シューマンの影を見た気がしました。

なぜなら、
全7曲の構成が、
「急・緩・急・緩・・・」
の繰り返しだからです。

これはまさに、
亡きシューマンの作品《クライスレリアーナ》や、歌曲《詩人の恋》に見られる構成と一致します。



一方でしかしブラームスは、あの有名な
《交響曲 第1番》にて、ベートーウ゛ェンの後継者としての確固たる位置を占めたと言われています。



そしてその意味するところは、恩師シューマンからの離・・・?



・・・だけどもしかし、それからさらに年月がたち、
晩年になって老ブラームスが、再びシューマンの音楽法に手をつけたということになると・・・ここになんだか非常に感慨深いものを
ふと、感じました。








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