先日、
2月23日(月)の夜に、東京文化会館における
ピアノ・ソロ・リサイタルを終えることが出来ました。
ご来場の皆様、応援下さった皆様に
深く御礼申し上げます。
日が少し経って、
あらためて、あの日の演奏会は自分にとっての、
時を追うごとに、大きなものであったことが実感されます。
同時に、
あのような演奏会は、
これからの自分の人生において
同じような密度の濃いものは・・・
そう簡単 . . . 本文を読む
昨日、鎌倉生涯学習センター ホールにて
リサイタルを行ってきました。
鎌倉という、歴史深く・文化の薫り高い地にて
演奏させていただきましたのは、日本人として、
なんとも感慨深いものを感じました。
ご来場の皆様には、
この場をお借りして御礼申し上げます。
ありがとうございました!!
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昨日のプログラムは、
数日後の2月23日(月)東京文化会館
におけ . . . 本文を読む
先日、ぼんやりと
テレビのニュースを見ていました。
スポーツのコーナーに入り、
サッカーJリーグの浦和レッズの監督が新しく変わり、
フィンケ氏という、ドイツ人の監督が
チームを取り仕切っているとのことらしいですね。
放映されていたインタビューを見ていると、
ドイツ語をしゃべりながらの字幕付きで、
ドイツ留学をしていた私にとっては、ドイツ語が聞こえてくる時は、
リハビリのチャンスでもあり!? . . . 本文を読む
ピアノの詩人F.ショパン作曲
《スケルツォ第2番 変ロ短調 op.31》は、
数ある彼の手による名曲の中でも、
一二の位置をしめるであろう有名曲にして、
ピアノを弾く多くの人々にとっての憧れの曲でもあります。
古今東西の実に多くのピアニスト達がこれを弾き
多くの録音も残され、また今日においても、
多くのステージ上で演奏されていることでしょう。
ゆえに、
名曲というものは、
実に聴く人々 . . . 本文を読む
先日の記事には、
ショパン《ピアノソナタ第2番 変ロ短調 op.35》の
第3楽章《葬送行進曲》について
なんだか長い(・・・無駄に?)記事を書いてしまいましたが、
それにちょっと引き続き、
あの、
不可思議な第4楽章「Presto」について
ちょっと考えてみたいと思います。
ショパン自身がこの作品《ソナタop.35》について
言及している文章を今一度見直してみますと・・・
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先ほど、
ショパン作曲《ピアノソナタ第2番 変ロ短調 op.35》の第3楽章、
《葬送行進曲》を練習していました。
《葬送行進曲》は、
ショパンの作品の中でも、最も有名な曲のひとつ
といえるのではないでしょうか。いや、
もしかすると、
この《葬送行進曲》が「ショパンによる作曲」と知っている人は、
一般的には案外少なかったりするのかも!?しれませんが、
いずれにしろ、
このメロディーをどこかしら知 . . . 本文を読む
西洋クラシック音楽においては、
楽譜に記された色々な指示が
大きな意味を持っているものです。
実に多種多様な指示があります。
●「Cantabile(カンタービレ)」
とくれば、
「歌うように」
●「dolce(ドルチェ)」
とくれば、
「甘く、やわらかな」
●「espressivo(エスプレッスィーヴォ)」
とくれば
「表情豊かに、感情を込めて」
このような指示は
それぞれ単独 . . . 本文を読む
ベートーヴェン後期の大作
《ピアノソナタ第29番 B-Dur 変ロ長調 op.106》
俗称“ハンマークラヴィア・ソナタ”の終楽章は、
後期ベートーヴェンの作風を象徴する「フーガ」の音楽となっております。
フーガとは対位法の音楽、この
《ハンマークラヴィア》第4楽章のフーガにおいて、
ベートーヴェンはありとあらゆる対位法の技法を駆使します。
そして、
このフーガはAllegro risoluto . . . 本文を読む
今しがた、
昼食をとって、町を歩きながら
本屋へ寄って帰ろうとしたところ、
音楽情報誌『ショパン』が目に入って、そこには
「メンデルスゾーン生誕200年によせて」
というの大見出しがあり、
そうか、今年はそんな大事な年だった!!と
再確認したのですが・・・
帰ってきて記事内容を読みながら、
びっくりすることがあったのです・・・
(最近はびっくりすることが多いです、先の記事では
ピアノの低 . . . 本文を読む