日本における音の響き、
ヨーロッパにおける音の響きには
違いがあるとよく言われます。
端的に申し上げまして、これはどうも事実のようです。
どういう風に違いがあるのか?
簡単に申し上げてしまいますと、
ヨーロッパの音の響きは、あるひとつの空間にて音を出してみると、
その空間全体に響き渡るような、音が広がるような感じがいたします。
ヨーロッパでの音の響きに比べてみると、日本での音は
残念なが . . . 本文を読む
前回の記事から、なんと数週間もたってしまったことやら・・・
コメントをいただいていた皆様に返事も出来ず、
大変、失礼を致しましたことを、お詫び申し上げます。
ショパン《革命》を含む前回の演奏会は、おかげさまで
無事終了することができ、それはすなわち、
学生としての身分の卒業ということでもあり、
音楽活動そのものには大きな違いは無いものの、
社会的な立場としては、大きな違いを持つこととなりそうです . . . 本文を読む
ショパン《練習曲op.10-12“革命”》
ピアノ独奏曲の中の超有名曲のひとつと言って
間違いはないでしょう。
子供の頃から私の憧れた曲でもあり、
情熱的で身を焦がれんばかりのこの音楽を、
それはそれは長い年月弾いてきました。
そして、
しばらく以前から、この《革命》とショパン自身の書き残した
「シュトゥットガルトにおける手記」が、
文章の内容的にも、音楽的にも、重な . . . 本文を読む
・・・パソコン上で「おばけ」のことなぞ書いて、
呪われたりもすることがあるのでしょうか!?
今回の記事は、
そういった話の苦手な方は、記事の中ほど以降を読まれるのを
お控え下さい。
明後日にひとつのリサイタルを控え、
会場は以前にも演奏したことがあります
フランツ・リストその人と、愛人(!?)のヴィトゲンシュタイン夫人が
居を構えたという「アルテンブルク・リスト・サロン」にて
演奏をすることに . . . 本文を読む
遅まきながら、
◆2007年、あけましておめでとうございます◆
今年も、ひたすら音楽に精進すべく、そして
皆様と交流を結ぶことができますことを心から願い、
そしてお付き合いいただけたら嬉しく、
よろしく、お願い申し上げます!!
◇◆◇◆
手始めにさっそく、
音楽を志す者にとっての(あるいは
物事を突き詰めようとする全ての人々にとっての)
大いなる指標ともなり、励みもとなるであろう文章 . . . 本文を読む