先日、9月23日、
おかげさまで、
ベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏会を
完結することが出来ました。
あれからもう一週間も経ってしまいました。
時が経つのはあまりに早いものと感じる一週間、
演奏会を終わって
茫然自失、
抜け殻のようになっていた・・・
と言えば、もっともらしいのですが、残念ながら
事実はそうでもなさそうなのです。
日本からのコンサートへの来客もあり、演奏会終了後は
彼ら . . . 本文を読む
長らく地元ヴァイマールを離れて、blogから遠ざかっておりましたが、
こちらは、演奏会を兼ねてドイツ国内(ハンブルク)の小旅行をしておりました。
明日、
ついに今年始めから遂行されておりました
ベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏会の
最終回を迎えることとなりました。
前回の演奏会を終え、今回のコンサートに向けて準備を進めながら、
これが最終回になるといった特別の実感は、正直なところ、
これ . . . 本文を読む
一人の作曲家、しかもベートーヴェンという
西洋クラシック音楽のジャンルにおいて大きなキーパーソンとなる
この大作曲家の作品の一群を知り得た事は、この音楽のジャンルで
やっていこうとする人間にとって、何にも変え難い大きな糧と
なるのだと思います。
ベートーヴェンの音楽を知ることは、すなわち彼の後世に続く
シューベルト、シューマン、ブラームス、リストなど
(ここに挙げたロマン派の彼らは皆、ベート . . . 本文を読む
残り一回のコンサートを控えた
ソナタ全曲演奏会のツィクルスを思い返し、
今までの8回という、自分にとって今までにやったことのない
速いペースと膨大な量のコンサートをこなしてみたものの、
時が過ぎ去ってみると、なんとも途方に暮れた奇妙な気分でいました・・・
しかし、これではいかん、
せっかくの努力をもっと有意義なものにせねばと思い立ち、
ひとつまじめに気持ちの整理を心がけてみて、このツィクルスを
振 . . . 本文を読む
ついに残すところ・・・あとひとつのコンサート・・・。
なんとも、不思議な気分です。
昨日のコンサート、ベートーヴェン・ピアノソナタ
連続演奏会の第8回をお陰様で無事終了することができました。
プログラムもよかったかな。ファンタジー溢れる楽曲が並び、
どのソナタも個性的であり、かつコンサートの準備を進めるに連れて
各ソナタに関連性があるようにも見えてきて、
それらを心がけ、演奏するよ . . . 本文を読む
ベートーヴェン全曲演奏会の第8回となります、今日のリサイタル。
場所は、音楽大学の建物ではなく、
ルドルフ・シュタイナー・ハウスという教育機関の所有する
小ホールを使わせていただけることとなり、そこにある楽器は、
「Bruettner」というピアノ。
半世紀は越えているであろう、古いピアノで、現代主流の
スタインウェーの完全無欠(!?)といった音ではなく、
味のある、
個性的 . . . 本文を読む
お陰様で、先の5月26日(金曜日)、
ベートーヴェン全曲演奏会第7回を、終了することが出来ました。
今回のコンサートは、音楽大学所有の小ホールにて行われたもので、
念願の(!?)満席でした!心からうれしいことです。
遠い海を越え、アジアの東の果てからやってきた留学生の、ベートーヴェンの音楽に向き合っている姿を、本場ドイツの多くの方々が興味をもってこうしてコンサートに来てくださったこと . . . 本文を読む
今回で、第7回を迎えることになりました「ベートーヴェン
ピアノソナタ全曲演奏会」のプログラムは、
●《ソナタ2番 A-Dur op.2-2》
●《ソナタ9番 E-Dur op.14-1》
●《ソナタ27番 e-moll op.90》
●《ソナタ28番 A-Dur op.101》
を弾くこととなります。
前回から
1ヶ月の間を置いて、久しぶりのソロの演奏会に向かうに当たり、
こ . . . 本文を読む
そもそも、ベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏をするにあたって、
自分の中での「ゴー・サイン」が出たきっかけは、この32曲の
プログラム組みが決まったときでした。
ただただ32曲を弾くのは意味が無い・・・(それは言い過ぎかもしれませんが)
しかし、面白くない・・・。巨匠リヒテルが言っていたと思うのですが、
リヒテルは、確か「全曲演奏」を嫌っていたはずです(彼自身、 . . . 本文を読む
昨夜、4月16日 日曜日Liszt Salon in der Altenburgにおける
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏 第6回を
お陰様で、無事終了することができました。
mixiにて、皆様からたくさんの応援、メッセージをいただき、
とても励みになりました!心から感謝申し上げます!!
全80席ほどのサロンが、ベートーヴェンの力を借りることで!?
おおよそ満員、70 . . . 本文を読む