音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

♪クラシック音楽の伝統を受け継ぐ真の音楽芸術家を目指して活動しています♪ 「YouTubeクラシック音楽道場」も更新中♪

◆ニーチェ曰くの「芸術の偉大さと必然さ」

2010年04月30日 | ◆一言◆
まさしく、芸術の偉大さとその必然さとは、 それがより単純な世界の輝き、もっと生の神秘の謎を 手っとり早く解いてくれそうな現象を暗示する点にある。 人生に苦悩する者は何人(なんびと)も この幻覚なしには生きられない。 たとえば睡眠なしには何人も生きられぬと同じように。 人生を認識することいよいよ至難となってゆくにつれて、 いっそう熱烈に我々はあの単純化への幻覚を欲望する。 たとえ . . . 本文を読む
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◆「ハーモニー」は「科学」

2010年04月27日 | ◆一言◆
「ハーモニー」は「科学」である、 と、ふと思いました。 西洋音楽において発展してきたハーモニー、 (↑これは西洋音楽に限定する必要なく、 あらゆる普遍的な「ハーモニー」として捉えることが出来ます) 西洋音楽においてハーモニーには、基本となる三種類 「トニカ」 「ドミナント」 「サブドミナント」 と定義付けられたものがあります。 これらのハーモニー(和声)は、 誰がどう捉え解釈しようとも . . . 本文を読む
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◆芸術の力「究極のイデアを喚起・解放・昇華」 ~ 作曲家F. マルタンの言葉

2010年04月26日 | ◆一言◆
20世紀スイス人の作曲家 フランク・マルタン Frank Martin この人が、真の音楽家であることを示すかのような 彼自身の言葉を見付けましたのをご紹介したく思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 作品の中で表される魂、精神、感性、 それぞれの動きがいかなるものであるとしても、 その状態が苦悩、あるいは絶望でさえあったとしても、 我々の内に究極のイデア . . . 本文を読む
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新緑と藁葺き屋根

2010年04月25日 | ◆一言◆
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◆「知識」と「感覚」の両方を合わせて音楽の更なる充実を

2010年04月18日 | 音楽(一般)
音楽するに当たって、 様々な知識を勉強することがあります。 ひとつひとつの知識や情報、専門用語 例えば具体的には、 「導音」「第7音」「第9音」といった行き先が自然と決まっている音達、 「倚音」「掛留音」などの魅力ある和声外音、 「ナポリの6」「ドッペルドミナント」などの魅力的な和音、 などなど・・・挙げればまだまだ一杯出てくると思います。 これらのクラシック音楽における知識、 しかしそ . . . 本文を読む
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◆(自爆ネタ思い出)ルビンシュタイン夫人に向かって一言

2010年04月17日 | 【父の小ネタ】
某少年は幼少をヨーロッパで過ごしました。 10代前半の頃、 パリのシャンゼリゼ劇場にて、 あるコンサートに出かけ(←連れて行かれ!?) そこのロビーにて、ある夫人に会いました。 父から紹介されたのは、この方は、あの大ピアニスト、 ルビンシュタインの奥様でいらっしゃるとのこと・・・!! 少年とて、もちろんルビンシュタインの名を知らないわけはありません。 そして少年は、勇気を振り絞って、夫人に . . . 本文を読む
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【父の小ネタ】シリーズ開始 ~ ◆S.リヒテル、本番前に楽屋でコンタクトレンズを落とす

2010年04月16日 | 【父の小ネタ】
1980年代、 ピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテル氏のミラノ・コンセルヴァトゥーリオでのコンサートの話。 リヒテル氏が会場へ到着したのは開演時間10分過ぎ。(←すでに遅刻、笑) そして氏はなんと楽屋で、コンタクトレンズを落としてしまったと・・・ その日の担当調律師である父は、先生と一緒に楽屋の床に這いつくばり、 コンタクトレンズを探し回る・・・なかなか見付からない・・・ 探し続け . . . 本文を読む
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◆オペラ座が赤字になったらモーツァルト《魔笛》をやれば立ち直る!?

2010年04月15日 | 【父の小ネタ】
オペラ座の経営・・・ 「金食い虫」とも呼ばれる「オペラ」・・・ 考えてみれば、想像を絶する大変な経営なのではないでしょうか!? ヨーロッパには昔から 各都市や町に、無数のオペラハウスが存在しています。 そんなオペラハウスは、いつも経営が順調であるはずもなく・・・!? 父曰く、 時にオペラ座が大きな赤字、経営難に陥ったときには ある常套手段があるというのだそうです・・・ そんな時 . . . 本文を読む
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◆コンチェルト演奏に興奮醒めやらず!?

2010年04月12日 | ◆一言◆
昨日の演奏会は特別なものでした。 オーケストラとの共演、ピアノ協奏曲の演奏。 プログラムはモーツァルト作曲《ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488》 神童を越えた真の天才となったモーツァルトの 最高の音楽のひとつといって過言ではない作品です。 この曲を演奏できる機会をいただけることの有難さを 昨日のコンサート終わって今なお(いや、今だからこそ!?) 強く実感しております。ゆえに記事 . . . 本文を読む
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◆「無意識化」し、再度「意識化」する!?

2010年04月12日 | ◆一言◆
物事を極めんとする道において・・・ 修学時には、無意識に出来るようになるまで訓練し、 そしてしかし、自動的にその事が出来るようになったならば、 今度はそれを精鋭な意識化にもってくるという段階がやってくるような気がしました。 ♪ . . . 本文を読む
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◆モーツァルト「心で感じる」 ~ エドウィン・フィッシャーの言葉

2010年04月09日 | モーツァルト W.A.Mozart
  エドウィン・フィッシャー著『音楽観想』より抜粋 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 誰かに対して、なにか特別の好意を示してあげたいと思うときには いつも、わたくしは、ピアノに向かってその人のために モーツァルトの作品を一曲演奏するのがつねである。 それに、いま、 モーツァルトについて何か書けという注文なのだ。 まるで、わたくしの大好きな人に向かって、 その人へのわたくし . . . 本文を読む
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◆ピアノそれぞれ鍵盤の形が違う

2010年04月08日 | ◆一言◆
当たり前のようなことなのですが、 考えてみると、ピアノ弾きにとっては案外重大な問題なのかもしれません。 それは、「ピアノの鍵盤の形」 基本的に、今日のピアノの鍵盤の数は88鍵、 それはどのピアノも同じ、ところが、 「鍵盤の形」というもの・・・よくよく観察してみると、 個体差が少なからずあるようなのです。 例えば特に気になるのは「黒鍵」でしょうか。 幅(太かったり、細かったり)や 表 . . . 本文を読む
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◆和声における新発見!? ~ サブドミナントはトニカの46!?

2010年04月07日 | ◆一言◆
【和声における新発見!?】(←当社比) ということで、 和声についてひとつ考えてみました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ハ長調C-Durとして、 主調トニカは、「どみそ」。 下属調サブドミナントは、「ふぁらど」。 これを第二展開形にすると、『どふぁら』。 今度は、上記の主調トニカを46に上方変異させると、これが『どふぁら』。 (「46」とは、第3音「み」と第5音「そ」 . . . 本文を読む
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