「カデンツ」を「号令」に例えるシリーズ(!?)
さらにアレンジを加えていきましょう。
■起立(トニカ)
■深呼吸(ナポリの6=サブドミナント)
■礼(ドミナント)
■着席(トニカ)
・・・・こんな号令は無いと思いますが、
「ナポリの6」という魅力的なサブドミナントには、
普通のサブドミナントにない、情緒があります。
「おイタリア」!?
イタリアのベルカントの美味しいところでは、
きっとこの「 . . . 本文を読む
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メリー・クリスマス!!皆様にとって
今日が素適な日となりますように!!
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先の記事では、
■「起立」をトニカ
■「礼」をドミナント
■「着席」をトニカ
と例えてみました。
もしかすると、
これをお読みになられて
「礼の前には、気をつけ、があったはずだ」
「いや、うちの学校では . . . 本文を読む
「カデンツ」とは、
クラシック音楽用語でいう「終止型」という
ある「パターン」を示す言葉です。
ふと、
この「カデンツ」を説明するのに
どんな分かり易い例があるかな、
と考えていたのですが、
さて、こんなのはいかがでしょう?
「カデンツ」
これは、
基本三種類の和音、
●サブドミナントSubdominant
●ドミナントDominant
●トニカTonika
が
順を追って現れることで、 . . . 本文を読む
「終わり」から始まる音楽
変な音楽ですよね。
普通なら、
「さぁ、これから始まるぞ~~~」
などといって、わくわくドキドキするような序奏があったり、
あるいは、
冒頭からいきなり主旋律が流れ出して、
聴く人の心をその曲の世界へとがっちりと誘わん、
そんなパターンが普通、といえましょうか。
ところが、
そうでない珍しい音楽の始まりを告げる曲がここにあります。
●ショパン《ノクターン第16 . . . 本文を読む
ピアノの詩人ショパンの
《ノクターン第13番 op.48-1 c-mollハ短調》
を思い浮かべながら、ふと思い出したのでした。
あぁ、
ショパンのため息。
楽譜に記される右手の指使い
「3 3 3」
はショパンによるものであることは、
この数字が「斜め字」になって記載されていることから分かります。
(Ekier版Wiener Urtext)
ショパン自身が、
そう演奏することを望 . . . 本文を読む
・・・特に買うつもりは無かったのです。
ポップスのCDを買うのは、一体何年ぶりのことなのだろう・・・
ドリカムDreams Come Trueの最新アルバム
《And I Love You》 (初回限定パッケージ)
ふとCDショップをたずねて、
店内をのぞいていたら、前からなんとなく
ドリカムの新しいアルバムが発売されることは
耳に入っていました。
さらには・・・・
ヴォーカル、吉田美和 . . . 本文を読む
偶然、ラジオを流していたら久々に耳にしました、
R.Schumannシューマンの最後のピアノ曲
《Gesaenge der Fruehe暁の歌 op.133》
これは5曲からなる、ピアノのための曲集です。
あまり演奏される機会もなく、
決して有名な曲とは言えないでしょう。
機会があって自分は、
この曲は数年前に勉強したことがあります。
この曲は確か、非常に短い時間の中で
書かれたと伝わって . . . 本文を読む
今まで私は、ベートーヴェンの苦悩を
『ハイリゲンシュタットの遺書』を代表に捉えていました。
この書には、30歳前のまだ若きベートーヴェンが
聴覚障害という問題に直面し、自らの運命に苦しみ、
そしてそれを克服しようと再び立ち上がる契機となる
彼という一人の人間にとっての大きなひとつの
キーポイントとなっていると考えてきました。
ところが、
ロマン・ロラン『ベートーヴェン研究』を読み進めるにつれて、 . . . 本文を読む
ロマン・ロラン著《ベートーヴェン研究》を読みながら、
以下の記述を目の当たりにしました。
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・・・また彼(ベートーヴェン)は音楽用語の改革や、
メルツエル(Maelzel)のメトロノームの計時指定に興味をもち、
アレグロとかアンダンテとかの古い感情的な指定の指定の代わりに
これを使おうと思ってみる。
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