音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

♪クラシック音楽の伝統を受け継ぐ真の音楽芸術家を目指して活動しています♪ 「YouTubeクラシック音楽道場」も更新中♪

◆叔父が、一曲紹介してくれました

2007年09月27日 | その他
私事で大変恐縮ですが、 先ほど、叔父が亡くなったという報せを受けました。 少々自分も歳を重ねてきて、 身近な人が亡くなるということを 幾度か経験しましたが、いつになっても ・・・かなしいものです・・・ 報せを聞き、 ベートーヴェンの最後のソナタ《op.111》のII楽章を弾きました。 誰のため?叔父さんのため?自分のため?分かりません。 ただ、この音楽が、去り行く人をあらわす、そんな音楽であるこ . . . 本文を読む
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◆ハイドシェック直伝「鍵盤の手前で弾く」

2007年09月11日 | 音楽(一般)
ハイドシェック先生の指示はとても具体的です。 指示は、マスターコースを二週間立ち会っているて、 いくつかの定まったパターンが見受けられることが 分かってきました。そんなひとつをご紹介したく思います。 ハイドシェック先生は、 生徒の鳴らすピアノの音が、時に響きの足りない 口ごもったような音であるとき、即座に 「鍵盤の手前で弾きなさい」 と指示します。 これは、生徒の指を見ながら注意するとき . . . 本文を読む
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◆草津アカデミーのハイドシェック Eric Heidsieck

2007年09月10日 | 音楽(一般)
8月の後半、 今年で28回目ともなる日本の夏のフェスティウ゛ァルの老舗、 草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティウ゛ァルへ行って参りました。 草津アカデミーは個人的にずいぶん以前から馴染みがあり、 高校生の時に親父に連れられて遊びに行ったのを初めに、 次は受講生として、あるいはスタッフとして ドライバーやステマネ・アシスタントなどの 仕事をさせていただきました。 そして今回、ドイツから帰って . . . 本文を読む
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◆想像力という「現実」の力!?

2007年09月08日 | その他
「想像力」というと、 ファンタスティックな、おとぎ話のような、 下手をすると子ども騙しなものと 「大人」は見くびるかもしれない・・・しかし、 ちょっと立ち入って考えてみると、 ある人が自身の脳内世界で想像力を働かせるという作業は、 他人の目にはどうやったって見えないものではあるけれど、 それは現実の時間において「確かに」動いている世界であって、 ここに有効性を見い出さないわけにはいかないと思うので . . . 本文を読む
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◆(つづき2)Beethovenの最期「喜劇は終わった――」を作曲してしまった継承者Brahms

2007年09月03日 | ベートーヴェン Beethoven
ブラームスBrahmsが「喜劇は終わった――」を 楽曲にしてしまった・・・ そう思えたのは、ふたつの作品からです。 ひとつは、ブラームスにとっての ●最後の交響曲《第4番 e-moll op.98》の 終楽章“Allegro energico e passionato” そして最後のピアノソロ曲、 ●《4つの小品Vier Stuecke op.119》より 終曲《狂詩曲Rhapsodie Es . . . 本文を読む
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