音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

♪クラシック音楽の伝統を受け継ぐ真の音楽芸術家を目指して活動しています♪ 「YouTubeクラシック音楽道場」も更新中♪

◆深い癒し、慰め ~ 後期ブラームス《ソナタ op.120-2》

2009年04月28日 | ブラームス Johannes Brahms
昨年、私はシュナイト・バッハ合唱団にて ブラームス作曲《ドイツレクイエム》を勉強し、 オーケストラ・合唱団の皆様と共に舞台に上がり、 この音楽を歌いました。 これはとても有意義な体験として、 自分にとっての大きな財産となっていると 思い、感じております。 35歳の頃のブラームスが、 恩師であるR.シューマンを亡くし、そして 実の母を亡くし・・・その悲嘆にくれる中、 書き上げた大作が《ドイ . . . 本文を読む
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◆「絶対音感」の有効な活用法について考えました ~ 「調性感」との併用でより充実の音楽鑑賞!?

2009年04月22日 | 音楽(一般)
「音楽家を目指すのに絶対音感は必要かどうか?」 という問いは、 よく議論される問題です。 「絶対音感」とはどのような能力のことかというと、 ある音が「固定ド」として、なんの音であるかを 判断できる能力のことをいうのだと思います。 つまり、例えば、 今日の音の調律の基本でいうと、 中音442Hzの「ラ」の音を、なんの頼りも無しに、自身の耳のみで聴いて 「ラ」だ、 と判断できる能力のことをいい . . . 本文を読む
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◆バッハ《平均律2巻 9番 ホ長調 フーガ》と《ロ短調ミサ》終曲《Dona nobis pacem》

2009年04月12日 | バッハ J.S.Bach
今日は日曜日でした。 日曜日となると、 なんだかバッハが弾きたくなるものです。 (以前にも、同じような書き出しで 記事を書いたことがあるような気がします・・・) ピアノ弾きにとっては、 バロックで宗教的な調べを堪能するのには J.S.バッハの音楽はうってつけなのですが、 今日はそんなバッハの鍵盤楽曲の中から 《平均律クラヴィア 第2巻》を開いてみました。 そんな中、 《第9曲 ホ長調E-D . . . 本文を読む
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◆ショパンの肺結核 ~ 《葬送行進曲》や《スケルツォ第2番》に死の影を見る!?

2009年04月08日 | ショパン Frederic Chopin
「肺結核」 という病気・・・ 21世紀となった今日においては もう身近なものではなくなり、 「結核菌は実験室の試験管の中にしか今日存在しない」 という中途半端な常識を持っていたのですが・・・ 最近の報道では、 お笑い芸能人の方がお一人、 肺結核で入院されるというニュースが 流れているようです・・・ そんなニュースに続いて、先ほどテレビを見ていたら 医療機関と思われるコマーシャルが続いて、 「 . . . 本文を読む
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◆音楽の役割・存在意義 ~ 福沢諭吉『学問のすすめ』に刺激されて

2009年04月04日 | 音楽(一般)
福沢諭吉著『学問のすすめ(現代語訳)』 という本を手にとっております。 「現代語訳」というところに惹かれて買ったのですが、 実際、著者の福沢諭吉が 「小難しい漢文による文体ではなく、 分かりやすい言葉によるものがよい」 というような事をおっしゃられている事を考えてみれば、 21世紀の今日において、 今日の人々に分かりやすい「現代語訳」というものは、 この理にかなって、著者も納得の代物と言えるので . . . 本文を読む
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