Gen Segawa 瀬川玄 @pianistGS 23:13
今度の音楽道場、ベートーヴェン《op.106》の諦念を言い表さねばならないことを思うと、毎度ながら本当に気が重くなっています・・・ベートーヴェンの苦悩が分かったような気がした!?としても、それをどうやって公言できるものなのか・・・本当は全然分かっていのでは!?不安が絶えません・・
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Gen Segawa 瀬川玄 @pianistGS 22:33
・・・穴があったら入りたいような衝動も覚えるのですが・・・ベートーヴェン、ロマン・ロラン、吉田秀和という芸術の巨人たちの力、その恩恵に預かりたいという気持ちは、今も変わりないことを、呟きたく思いました。 pic.twitter.com/gMkybp1xde
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ベートーヴェン後期の大作
《ピアノソナタ第29番 B-Dur 変ロ長調 op.106》
俗称“ハンマークラヴィア・ソナタ”の終楽章は、
後期ベートーヴェンの作風を象徴する「フーガ」の音楽となっております。
フーガとは対位法の音楽、この
《ハンマークラヴィア》第4楽章のフーガにおいて、
ベートーヴェンはありとあらゆる対位法の技法を駆使します。
そして、
このフーガはAllegro risoluto . . . 本文を読む
ベートーヴェンは
生涯に32曲の《ピアノソナタ》を書いています。
その中で、最も規模が大きく、
難易度が高いと言われる曲があります。
それが、
《ピアノソナタ第29番 B-Dur変ロ長調 op.106》
俗称“ハンマークラヴィア”と呼ばれる曲です。
演奏時間にして、
およそ40分から、緩叙楽章がより遅いテンポであれば、
45分かかることすらある、長い曲です。
この曲は、
全部で4つ . . . 本文を読む
ベートーヴェンのピアノソナタ中、
最大にして最難の作品といえましょう
《ピアノソナタ29番op.106“ハンマークラヴィア”》
この曲を弾かずして、ベートーヴェンのピアノソナタ
全32曲の演奏は達成できないため、
ここが最大の難関となって、多くのピアニスト達の前に
立ちはだかると言って嘘ではないでしょう。
私事で恐縮ですが、
自分が昨年ベートーヴェン・ツィクルスに
挑むことができたきっかけは、 . . . 本文を読む
ベートーヴェン
《ハンマークラヴィア・ソナタ op.106》3楽章について、
日記の下書きをしながら・・・あまりにも書きたいことが多く、
日記を読まれる方が
方向性を見失ってしまわれるのではないかと懸念し・・・、
思い切って、この楽章の真相を(今の私の思う限りでの真相を)
一度書いてみようと思います。
乱暴な書き方かも知れませんが、ご容赦ください。
この音楽 . . . 本文を読む
「Una corda mezza voce」で歌われる、この《ハンマークラヴィア》
3楽章の冒頭は、複数声部からなるコラールのように思われます。
「熱情と感傷」、そして「響き」をともなって(これは前日の
日記に書きました)、しかしそれは
「Una corda(弱音ペダル)」を使うことによって、
明るさを遮られ、どちらかというと・・・暗い・・・音色となって
うたわれることが望まれているの . . . 本文を読む
《ピアノソナタ第29番 op.106 “ハンマークラヴィア”》3楽章、
この楽章は、ベートーヴェンのピアノ作品において特別な位置にあるといって、
過言ではないと思います。
他の作品に見られない、ここならではのベートーヴェンの表記がいくつか
見られるのです。そして、音楽の内容的においても・・・・
ここまで壮大な緩叙楽章は、書かれたことは
なかったのではないでしょうか・・・。
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この日記の表題は、ピアノの巨匠リヒテルの言葉です。
ノアの箱舟の建造・・・・一体、それはなんなんでしょう!?
神の怒りで世界が水に沈む・・・しかし、一隻の箱舟に乗るものが
次なる世界の繁栄につとめる・・・・ようなことでしょうか。
(曖昧な知識で申し訳ありません・・・間違っていたら、
どなたかおっしゃってください・・・)
ここで考えましたのは、
この箱舟の建造とは、いわば全世界の生 . . . 本文を読む