人間とは、
その時の自分の限界があるものだと思います。
奇跡的に、力以上のものが出ることもあるでしょうが、
それはあくまで「奇跡的」と考えた方がよい気がします。
なので、
色々な本番に際しては、
その時に出来る自分の「最善の準備」をした上で、
あとは、本番では、
運の流れるままに身をまかせて、
あたふたしない、のが良いのかな・・・
なんて思いました。
いやはや・・・
明日はつい . . . 本文を読む
実はブラームスは「照れ屋」で有名な人です。
そんな彼は、人生の晩年まで、
その性格のままであったようで・・・(笑)
それを思わせるのは
《クラリネット・ソナタ 変ホ長調 op.120-2》の最後。
室内楽の音楽としては、
これが本当に最後の彼の作品なのだそうです。
あとに残るは、《4つの厳粛な歌 op.121》と《11のコラール前奏曲 op.122》のみ・・・
この《 . . . 本文を読む
ところで、サン=サーンスという作曲家について
先の記事《水族館(動物の謝肉祭おり)》につづいて考えてみました。
サン=サーンス(1835-1921)は、
フランス印象派音楽の代表格といわれる
ドビュッシー(1862-1918)、ラヴェル(1875-1937)という
二人の大作曲家の前の世代に属する人です。
フランスの音楽の歴史の流れを考えるとき、
もしも芸術の発展が . . . 本文を読む
C.サン=サーンス作曲の曲集《動物の謝肉祭》は、
老若男女を問わなず、誰もが楽しむことの出来る
クラシック音楽の傑作のひとつだと思います。
浅はかにも「子供用の作品だ」と言われることもあるそうなのですが、
とんでもない!!
大人も、想像力を沸き立てられて
聴いていて胸踊る音楽であると私には信じられます。
明後日、11月17日(水)
東京西近郊の橋本「杜のホールは . . . 本文を読む
音楽における「バロック」とは何かを理解することが、
西洋クラシック音楽を極めるに当たっての
大きなキーポインとであるように、
ふと、とてつもなく強く感じました・・・
それは、一般的に理解されている「時代区分としてのバロック」でなく、
原初的な「バロック」の言われに注意してみたとき・・・です。
バロック、すなわち、
なぜ、「歪(いびつ)な真珠」に
音楽が例えられる . . . 本文を読む
よい演奏
充実した演奏とは、
演奏される音楽のすみずみまで
その奏者のアイディアが満ち充ちていること
なのかな、と思いました。
そのアイディアとは、
技術的な工夫であったり、
知的な理解であったり、
豊かな感性・想像力であったり。
そのどれもであったり。
人によってのタイプ、得手不得手
というのもあるでしょうし、
ここに人それぞれの個性が現れる
とい . . . 本文を読む
◆クラシック音楽道場◆
~ 音楽家・ピアニスト 瀬川玄 主催 ~
◆11月10日(水)(毎月第2水曜日定期開催)
開始10:30~12:30終了予定 入場料 2,000円 ◇要予約
◆場所:MFYサロン(カニングハム・メモリアルハウス)
〒106-0031 港区西麻生 2-21-2
地下鉄「表参道」駅より徒歩8分
(東京メトロ銀座線、半蔵門線、千代田線)
Tel 03-340 . . . 本文を読む